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イベントレポート(STEAM教育)

クリエイティブな人材の活動や育成を支援するアドビ、年次カンファレンス「Adobe MAX 2022」を開催。AI活用と協業の充実が進むトレンドを紹介


 デザイン知識のない人からプロフェッショナルまで、さまざまな人々の創作活動を支援しているアドビは、年次で開催しているクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2022」を10月19日から20日(日本時間)にかけて開催している。今年は米国では対面イベントとして実施され、日本を含む全世界ではオンラインで視聴できるハイブリッド開催となっている。

 アドビは、クリエイティブな人材の育成や教育機関向けの支援にも力を入れており、画像・動画・書籍・3Dデザインなどを制作でき、プロも使用しているクリエイティブサービス群「Adobe Creative Cloud」を学生向けに格安で提供したり、創造性を育む教育に関する調査や授業の支援活動なども行っていたりする。直感的な操作で子どもでも扱いやすいデザインツール「Adobe Express」は、小中高向けに無料で提供されている。

 また、教育関係者の支援として、イノベーティブで実践的な教育活動を行っている先生方を認定する「Adobe Education Leader(AEL)」という組織も運営しており、グローバルで毎年300名ほどが認定される中、2022年度に日本では33名が認定されている。AELでは、授業実践や学校を横断したコミュニティ活動などを支援している。

AIによるアシストと、人と人とのコラボレーションの強化により、創造性をさらに加速

 毎年イベント冒頭のキーノート(基調講演)では、各製品の新機能などが紹介されるが、今年は3つのテーマ「速さ、使いやすさ&スーパーパワー」「協業的なクリエイティビティ」「3Dと没入型体験の制作」に沿って紹介が進められた。

「Adobe MAX 2022」の3つの主要テーマ(国内キーノート)
「Adobe MAX 2022」の3つの主要テーマ(国内キーノート)

 近年実用化が急速に進むAI技術(アドビでは「Adobe Sensei(アドビ・センセイ)」と呼称)を中心とした機能拡充により、制作にかかる時間を大幅に圧縮し、クリエイターの潜在能力をより発揮して、すばらしいユーザー体験を提供できるようになる様子が紹介された。

画像編集ツールの「Adobe Photoshop」では、従来は複雑な手順を必要としていた編集作業がワンクリックなどで行えるようになり、さまざまな選択肢を試しながら、より創造的な作業に集中できるようになった
画像編集ツールの「Adobe Photoshop」では、従来は複雑な手順を必要としていた編集作業がワンクリックなどで行えるようになり、さまざまな選択肢を試しながら、より創造的な作業に集中できるようになった

 特に、最近ビデオゲームや動画などで広く活用されている3Dコンテンツの制作ツールについては説明の時間を割いており、3DやAR(拡張現実)・VR(仮想現実)によるコンテンツに対する今後の需用の高まりを示唆していた。

新しい3Dモデリングツールの「Adobe Substance 3D Modeler」では、VRモードで粘土を操るような感覚で3Dのオブジェクトの造形を行うことができる
新しい3Dモデリングツールの「Adobe Substance 3D Modeler」では、VRモードで粘土を操るような感覚で3Dのオブジェクトの造形を行うことができる

 また、人々が求めるコンテンツやサービスの高度化や複雑化、多様化の背景もあり、創造的な活動における関係者間の協業を推し進める新機能の発表も多かった。インターネットを介して、アドビ製品のユーザーではない人々や、モバイル端末しか手元にない人、遠隔地にいる人ともリアルタイムにレビューやコミュニケーションを行える様子がデモンストレーションを通じて示された。

関係者に制作途中の成果物を共有してレビューしてもらうことなども、アプリケーションからシームレスに行えるようになった。Photoshop、Illustrator、InDesignで利用できるようになったほか、今後は他の製品でも導入される予定
関係者に制作途中の成果物を共有してレビューしてもらうことなども、アプリケーションからシームレスに行えるようになった。Photoshop、Illustrator、InDesignで利用できるようになったほか、今後は他の製品でも導入される予定

 昨年アドビに買収されたクラウドベースのビデオ制作コラボレーションプラットフォーム「Frame.io」は、動画編集ツール「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」の新機能としてシームレスに連携している様子も紹介されている。

 また、先月買収が発表されて話題となったデザインの共同編集ツール「Figma(フィグマ)」の展開にも期待したい。米国の基調講演では、Adobe Fonts(書体提供サービス)との連携から着手し、ユーザーインターフェース以外の幅広いデザインの編集に対応していく展望が示されたという。

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日本国内の教育系事例のセッションも

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この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

メディア編集部 メディア1(CodeZine/EdTechZine/ProductZine)編集統括 兼 EdTechZine/ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。教育ICTのオ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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