日本のプログラミング教育を牽引してきた、みんなのコードが考える「この先の10年」とは【デブサミ2022】
Developers Summit 2022【18-D-9】エンジニアからNPO経営者へ 学校でのプログラミング教育のこれまでとこれから
教育分野にさまざまなテクノロジーが活用され「EdTech」という言葉が浸透しつつある現在、教材開発や教育現場へのDX人材投入など、エンジニアの幅広い活躍が期待されている。2月17日・18日にオンラインで開催された、ソフトウェア開発者向けのカンファレンス「Developers Summit 2022(デブサミ2022)」では、みんなのコードの代表理事である利根川裕太氏が「エンジニアからNPO経営者へ 学校でのプログラミング教育のこれまでとこれから」と題しセッションを行った。IT企業のエンジニアであった2014年から教育業界に携わり、日本のプログラミング教育を牽引している利根川氏が、現在のプログラミング教育の実情から今後10年間に向けた展望までを語った。
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- プログラミング教材選びは「子どもファースト」で考えること
- プログラミングのワークショップでは、Code.orgは子どもには難しく、Scratchで行うことが多い。子ども向けでおすすめのCode.orgのコンテンツはあるか。
- 子どもが興味を示すようなお題が難しい。年齢別の鉄板があれば知りたい。
- ブラウザベースの教材だと、通信環境が貧弱な学校では教員も子どもたちもストレスがたまってしまう。プログルで工夫されている点があれば教えてほしい。
- 定番のScratchを使わずにプログルを開発した理由は何か。足りない機能などがあったのか。
- ボランティアで子ども向けプログラミング教育を実践しているが、教育委員会などの機関に支援してもらうコツが知りたい。
- これから変わっていく教育制度の中で注目すべきポイントはどこか。
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相川 いずみ(アイカワ イズミ)
教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、プログラミング教育やICT教育、中学受験、スマートトイ、育児などの分野を中心に、取材・執筆を行っている。また、渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足し、地域の子ども達に向けたプログラミング体験教室などを開催している。一児の...
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