ミスミが提供する、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」は、 2025年度 教育機関向け支援プログラム「meviy for education」の公募を開始することを、6月4日に発表した。

meviy for educationは、ものづくり産業の未来を支える人材育成を目的とし、ものづくりに挑戦する教育機関(学校法人)を対象に公募を行い、選考を通過した団体に対して、meviyの部品購入時に使用できる最大10万円分のクーポン(年間最大10万円分の購入時に使用できる90%オフクーポン)の提供や、meviy特別講座の実施、参加団体の活動レポートの公開などの支援を行う。同プログラムは2023年に新設され、今回で3度目の実施となる。
meviyは、AI技術の活用により、設計データをアップロードすると加工上製作が不可となる箇所を検出し、改善案を提示する機能を備えている。同プログラムは、meviyが持つ教育ツールとしての側面を活かし、ものづくり産業の未来を支える人材育成に貢献するものとなる。

応募期間は6月4日から7月31日まで、支援期間は2025年9月1日から2026年8月31日までとなる。応募対象はものづくりに挑戦する教育機関(学校法人)で、詳細は次のとおり。
- 大学・大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校、高等学校のいずれかに所属し、学校に属する管理者(教職員)が存在する学生団体(学生が応募する場合は、担当講師の許諾が必要)
- 3D CADを使用してものづくりに挑戦していること
- 商品提供後、事後レポートやアンケート、取材や調査に協力できる団体
応募フォームからのお申し込み内容をもとに、ものづくりへの好奇心・情熱・チャレンジ精神を持っている、ものづくりの未来に貢献したいという志をもっている、ほかにはないユニークな取り組みを行っているといったポイントを中心に選考し、8月31日までに選考結果が連絡される。
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