東京学芸大学は、教員をはじめとする教育者の主体的な学びを支援するための学びのプラットフォーム「I Dig Edu」を7月22日にローンチした。
「I Dig Edu」は、教育者・教育職を志す人に向けた、eラーニング・オンライン研修・対面研修による受講が可能な学びのプラットフォームサービス。プラットフォーム上には、東京学芸大学や社会人研修の企業などが提供する、「専門的な学び」「先導的な学び」「教育の周辺的な内容の学び」に関する多様な講座が用意されている。
受講の際は、専用アカウントを作成した後、無料または有料の講座から学びたい講座を申し込む。オンデマンド動画の視聴、オンラインでのライブ講座、対面講座などから、学びたい時間や場所に合わせて選択可能となっている。
「学びのリフレクション」として、受講者は5つの質問に対するレポートを提出し、それに対して生成AIによるコメントが随時フィードバックされる。受講者は、コメントを読んで再度リフレクションをする流れになる。
さらに「学びのポートフォリオ」として、講座名だけでなく学習内容と教育者の資質・能力に紐付いた、学びの実績に関する状況を無理なく自己管理でき、いつでもどこでも確かめられる。あわせて「学びの認証」として、東京学芸大学が提供する教育者の資質・能力に紐付いた国際標準のデジタル認証である、オープンバッジの獲得が可能になっている。
そのほか、「I Dig Edu」のローンチを記念したオンラインセミナー2つが10月に開催される。10月8日16時~17時は、渋谷区立千駄谷小学校の校長である中野有一郎氏、東京学芸大学の教授である堀田龍也氏、同じく東京学芸大学の教授である大谷忠氏が登壇する「探究的な学びと個別最適な学びをどう実践するか?」を開催。10月24日16時~17時は、附属小金井小学校の教員である鈴木秀樹氏、カナメプロジェクトのCEOであり東京学芸大学の准教授でもある遠藤太一郎氏、東京学芸大学の教授である木村守氏が登壇する「教育におけるAIの活用について」が開催される。どちらも参加費は無料で、参加申し込みは「I Dig Edu」にて受け付けている。
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