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経済産業省、学校で使える教材を提供する「STEAMライブラリー」構築事業をスタート

 経済産業省は、「STEAMライブラリー」を試験構築し、2021年3月より授業や家庭学習などに利用できるようにすることを、10月27日に発表した。

 経済産業省では、2019年6月に「未来の教室」ビジョンを取りまとめ、「学びのSTEAM化」を今後の教育改革の重要な柱の1つとして掲げている。

「未来の教室」の構築に向けて:3つの柱(経済産業省の資料より)
「未来の教室」の構築に向けて:3つの柱(経済産業省の資料より)

 今回の「STEAMライブラリー」試験構築は、2020年8月に行われた「未来の教室」STEAM検討ワーキンググループ中間報告において有識者委員から示された、「STEAM」とは“ワクワクを起点に「創る」と「知る」が循環する学びの実現”であること、“「新学習指導要領」と「未来の教室」が目指している方向は同じ”であり、“学習指導要領を正しく解釈すれば、教育課程内でSTEAM は可能である”ことの学校教育現場への普及の必要性と、“日本の業界/アカデミアの発展につながる次世代育成の取組として、企業・研究機関の積極参画が期待される”という考え方を踏まえて行われる。

 掲載コンテンツは、子どもたちが挑戦すべきSDGsの17テーマを意識して整理される。従来の科目の枠組みにとらわれない、統合的・学際的な社会課題や生徒たちにとって身近な生活課題のテーマを揃える。

 また、コンテンツは小学生~高校生を対象に、主教材(動画など)+補助教材で構成される。さらに、学習指導要領との紐づけや指導計画・指導案の掲載といった、学校などでの授業内で使いやすく工夫することで、「学びのSTEAM化」の拡大、普及に努める。

 テーマとしては、AIやエネルギー、モビリティ、防災など社会と接続された分野を取り扱う。SDGsにも関連付けを行い、民間事業者や高校、大学、研究機関などが連携して、コンテンツ開発を行う。

 これらは、教員が学校現場で使用するだけでなく、子どもたち自身がいつでも視聴・活用できるよう、オンライン上に掲載、配信する。

 なお、11月4日にオンライン開催される「Edvation×Summit 2020 Online」では、今年度の「未来の教室」事業の中間報告を行う。「学びの個別最適化」と「学びのSTEAM化」を軸に、学校現場での実践例の発表やパネルディスカッションを実施し、「STEAMライブラリー」のコンテンツ作成事業者を招いてディスカッションを行う。参加費は無料。

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