イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に実施した「2020年新型コロナウイルスによる教育変化に関する調査アンケート」の結果を、9月7日に発表した。
同調査は、20~50代の子どもを持つ親232名を対象に、8月4日~21日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の前後で、子どもの教育について考える機会が増えたかを尋ねたところ、76.3%が「増えた」と回答した。
子どもの教育について考える機会が「増えた」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「子どもが家にいる時間が増えたから」がもっとも多かった。「オンライン学習が活発になったから」「自宅学習が必要だと感じたから」「学校教育への不安が増えたから」がそれに続いている。
新型コロナウイルス感染症の発生後に、オンライン学習を行ったかを尋ねた質問では、55.6%が「はい」と回答した。
新型コロナウイルス感染症の発生後にオンライン学習を行ったと答えた人に、実際にオンライン学習を行って、どのようなところに魅力を感じたかを尋ねたところ(複数回答)、「自宅で学習ができる」が最多で、「時間にとらわれず学習できる」がそれに続いている。
さらに、オンライン学習を行った上で、どのようなところに不安を感じたかを尋ねた質問(複数回答)では、「子どものモチベーションを保てるか」がもっとも多かった。
今後、オンライン学習を行いたいかを尋ねたところ、96.1%が「はい」と答えている。
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