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プロジェクターやスマホの活用はここからはじめよう! 基本的な授業実践例

ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践 第3回

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 本連載では公立高校の教員である筆者が、非モデル校においてゼロからICTを活用した授業に取り組んだ際の知見と事例を紹介します。今回はプロジェクターと、タブレットやスマートフォンを活用した、具体的な授業の実践例を紹介します。

プロジェクターを使った授業

 資料や写真などの副教材を投影し、ワンポイントでプロジェクターを使用することが、どの教科においても多いと思います。しかし、国語や英語などは本文を黒板に投影し、記号やマークをつけていくこともできます。自作したテキストや、もともとあるテキストを画像にしたものを使用する方法です。この方法を活用すると、本文を板書する時間が減り、生徒の活動により時間を取ることが可能になります。そうすることによって、生徒同士が授業中にアクティブになり、能動的な学習ができるようになるのです。

本文を黒板に投影し、板書も組み合わせる
本文を黒板に投影し、板書も組み合わせる

 また「PowerPoint(パワーポイント)」で作成した場合、文字はもちろんのこと、記号やマークもそのまま投影することもできます。すべて作成しておけば、授業中に黒板を使用することはほとんどないでしょう。

記号やマークも含めてそのまま投影できる
記号やマークも含めてそのまま投影できる

フラッシュカードのように使いたい

 プロジェクターを使用して、フラッシュカードのように使いたいという先生も多いかもしれません。問題を先に見せておいて、答えを後から表示したい場合ですね。その場合は、1枚目に問題を書き、2枚目に解答を書くことが一般的です。

 また、問題を見せたまま、解答を記入していきたいこともあるでしょう(本文に記号などをつけていく場合)。その場合は、その都度記入するスライドを複製していく方法もあります。しかしこうなるとスライドの枚数が異常に増えてしまい、授業が間延びしてしまう恐れがあります。そのような際にはアニメーション機能を駆使すれば、説明しながらマークをしていくことも可能です。ただし、ごちゃごちゃ入れ過ぎてしまうと、何が本当に大事なのかわからなくなってしまうこともあるので、ほどほどにしましょう。

パワーポイントのアニメーション機能を活用
パワーポイントのアニメーション機能を活用

 ここでも前回と同じことを言いますが、重要なのは「凝り過ぎず、作り過ぎない」ということです。目的が素晴らしいパワーポイント作りになってしまっては、本末転倒です。生徒の理解を深めるため、また生徒が能動的に活動する時間を過ごすために、作成しましょう。


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著者プロフィール

  • 浅見 和寿(埼玉県立川越工業高等学校)(アサミ カズトシ)

     東秩父村出身。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。大学院在学中、国際交流基金から助成を受け、北京師範大学にて日本語講師を経験。修了後、埼玉県立松山高等学校に国語教員として勤務。その後、現職。元・東京成徳大学非常勤講師。勤務校で生徒に国語を教える傍ら、大学講師や初任者研修講師として教員養成にも...

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