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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践

今さら聞けない!? コンピューターとプロジェクターを接続する方法と、投影する教材作成のコツ

ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践 第2回

 本連載では公立高校の教員である筆者が、非モデル校においてゼロからICTを活用した授業に取り組んだ際の知見と事例を紹介します。前回、「ICT教育とは何か」について考えていきましたが、今回は「ICT教育をするためにはどのような準備が必要か」といった、具体的な内容に入っていきたいと思います。

はじめに

 まだ連載2回目ですが、このタイミングで私は異動となりました。現在、埼玉県立川越工業高等学校に勤務しております。

 前任校と比較すると国語の単位数は減りましたが、ICT環境の面は前任校とさほど変わってはいません。前任校と同様、プロジェクターとスクリーンは教室に備え付けられています。もちろん、私立学校のように全教室にWi-Fiが環境が整備されていたり、電子黒板があったり、生徒1人に1台タブレット端末があるわけではありません。同じ公立高校なので当たり前といえば当たり前ですね。そういった環境の中で、どうやってICT教育を推進していくか考えていきましょう。

どんな機材が必要なのか?

 どのような授業を展開するかで、使用する機器は変わります。ですが基本的には、パソコン、タブレット、スマートフォン、プロジェクターなどが必要になってくると思います。パソコンについては、恐らく先生1人に1台支給されているので、それを使用することになるでしょう。また、タブレットは、学校によって教員用・生徒用で貸し出しができるようになっているか、もしくは自身のタブレットを使用することになると思います。スマートフォンは生徒も教員も自前です。プロジェクターについては全教室に設置されている学校も増えてきましたが、まだ視聴覚教室のみの場合や、移動式のプロジェクターしかない学校も多いと思います。これについては、その学校に合った教室で実施するのが望ましいでしょう。

いよいよ接続!

 準備が整ったらパソコンと接続してみましょう。パソコンとプロジェクターをつなぐ方法は「有線で接続」「無線で接続」の2通りしかありません。ここでは、基本的な有線での使い方を紹介していきます。有線でつなぐ場合、ケーブルの種類は主に2つあります。1つ目はVGA(アナログRGB、D-sub15ピン)接続というもので、ケーブルの接続部分に15本のピンがついています。パソコンには、そのケーブルの接続口(VGA端子)がついていると思います。ただし、このVGA端子が存在しないパソコンも存在するため、確認してください。

 このケーブル使用してパソコンとプロジェクターをつなぐと、パソコンの画面がプロジェクターに投影されます。

VGAコネクタ(左)とVGA端子(右)
VGAコネクタ(左)とVGA端子(右)

 2つ目はHDMI接続です。VGA接続は音声に対応していないため、音を流したい場合はこちらの方法で接続する必要があります。先ほどと同様にケーブルの接続口(HDMI端子)がついているか確認して、つなげてみてください。

HDMIコネクタ(左)とHDMI端子(右)
HDMIコネクタ(左)とHDMI端子(右)

接続したのに投影されない

 「問題なくケーブルをつなげたはずなのに投影されない……」こうしたことも起こるかもしれません。私の体験から以下の2つが原因ではないかと考えます。

1.プロジェクターの入力切替

 プロジェクターによってはいくつかの接続方法が可能な機種もあります。そのため、VGA接続をしているのに、プロジェクター本体は、その入力方法に切り替えられていないこともあるのです。プロジェクター本体やリモコンには「入力切替」や「入力検出」というボタンがあるはずです。押して、確認してみましょう。

リモコンの「入力検出ボタン」(左)と、プロジェクター本体の「入力検出ボタン」(右)
リモコンの「入力検出ボタン」(左)と、プロジェクター本体の「入力検出ボタン」(右)

2.パソコンの画面切り替え(外部出力設定)

 パソコンの設定で外部出力をする設定になっていないことも考えられます。パソコンが「Windows7/8/8.1/10」であれば、メーカーに関係なく「Windowsキー+P」で、切り替えの画面(外部出力設定の画面)を表示できます。

外部出力選択画面
外部出力選択画面

画面の説明

PC画面のみ

 パソコンのモニターにのみ画面を表示します。

複製

 パソコンのモニターと同じ画面をプロジェクターに表示します。

拡張

 パソコンのモニターとプロジェクターのモニターを1つのデスクトップとして表示します。

セカンドスクリーンのみ

 パソコンのモニターには画面を表示せず、プロジェクターのみに表示します。

 ここで「複製」を選択すると、パソコンと同じ画面がプロジェクターに投影されます。Macintosh(Mac)の場合は、VGA端子ではなく、代わりにThunderbolt(サンダーボルト)という端子がついています。この場合は、VGAケーブルやHDMIケーブルが接続できる変換コネクタを準備する必要があります。あとは接続すれば自動で画面が投影されます。

次のページ
スマートフォン・タブレットの接続

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この記事の著者

浅見 和寿(アサミ カズトシ)

 国語科教員として、公立高校に11年間勤務。元・東京成徳大学非常勤講師。学事出版教育文化賞 優秀賞、旺文社 学びを変える!未来の「学参」企画大賞 敢闘賞等多数受賞。積極的にICT機器を活用し、効果的な授業方法、教員の働き方について研究している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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