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英会話アプリで、一人ひとりがスピーキングを練習できる! 小学生たちが塾で体験

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2019/06/03 07:00

 英語の学習において、スピーキングの重要性はますます高まっている。2020年からセンター試験に代わって実施される大学入学共通テストでは、英語の“4技能”(聞く、話す、読む、書く)を評価するため、従来の読み書きだけでなく、「話す」授業を試みている学校や塾も増えてきている。また、小学校5・6年生での英語教科化も決まっている。そんな中、湘南ゼミナール小中部 宮崎台教室では、5月16日、英語スピーキングアプリ「TerraTalk」を活用した小学生向けの体験会を実施した。本記事ではその模様をレポートする。

小学生たちが「AIと会話する授業」を体験

 「みんなAIって知ってる?」――そう先生が呼びかけると、何人かがうなずき、「ロボット」「会話したりするやつ」と"AI"という言葉を耳にしたことがあることを教えてくれた。

 今回授業で用いる「TerraTalk」は、これまで中学・高校などにも導入されている英会話学習アプリケーション。音声認識AIでユーザーの発話を判定し、正しく発音できていれば会話が進むといった形で、AIとの会話を通じて英語のスピーキングを学習できる。現在、小学生のユーザーに合わせた教材も豊富に用意され、レッスンはレベル別に細分化されている。

TerraTalk
TerraTalk

 体験会に参加したのは、小学校1年生から6年生までの9名で、英語のレベル感もさまざま。児童たちには3つのグループに分かれてもらい、それぞれに合ったレベルのレッスンを進めてもらった。その際、ゴール設定は重要だ。今回はレベル別に以下の目標を設定した。

  • 自分の紹介ができる
  • 好きなもの、嫌いなものについて話せる
  • 自分の知りたい内容を伝えることができる

 一番簡単なレベルのグループは、「自分の紹介ができる」ようになることを目指す。その一つ上のレベルでは、「好きなもの、嫌いなものについて話せる」ことを、一番難しいレベルでは「自分の知りたい内容を伝えることができる」ことを目指した。

 AIというものに漠然としたイメージを持ち、英語にも触れている児童たちだが、TerraTalkを使うのはこれが初めて。まずは先生が前でタブレットの画面をプロジェクターで映しながら、お手本を見せる。最初に取り組むのは「聞こえたものを繰り返す」レッスンだ。正しい文章を、正しく発音できているかをAIが見てくれる。

 先生のお手本を一通り見た後、ヘッドホンを付けて児童たちもやってみる。最初は操作にとまどい、ボタンを押すのにもためらいが見られたが、徐々に発話をはじめた児童たち。“I am Takeshi.” “This is an apple.”といった基本的な文章を、お手本にならって適切に発話していた。発話が認識されると文字になってチャットのメッセージ入力ボックスにあらわれるので、それを送信する形で会話を進めていく。

この会話文の
この会話文の"This is an apple"が聞こえたら、マイクのボタンを押して繰り返す

 自分が先ほど発した声を聞き返すこともできる。早く終わった児童は自分の声を聞き返して、「自分が思っていた発音とちがった」など新たな発見をしていた。


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著者プロフィール

  • 岡田 果子(編集部)(オカダカコ)

    2017年7月よりEdTechZine編集部所属。慶応義塾大学文学部英米文学専攻卒。前職は書籍編集で、趣味・実用書を中心にスポーツや医療関連の書籍を多く担当した。最近は英語学習のアプリやオンライン講座に興味がある。

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