サカワ
黒板メーカーであるサカワのブースでは、スライド式大画面電子黒板「スライード」と、固定式大画面電子黒板「コテイージー」が展示されていた。いずれも、スタンドの設置スペースがないなどの理由で電子黒板の設置が難しい教室向けの製品となる。
スライードは黒板やホワイトボードの上下にスライドレールを取り付けることで、電子黒板を左右にスライドできる。ハンドルがついているため、使わない際は黒板の外まで簡単に移動させることが可能。大きさは75型と86型から選択できる。
![スライド式大画面電子黒板「スライード」](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11105/11105_002.jpg)
![ハンドルを持ってスライドさせることができる](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11105/11105_001.jpg)
コテイージーは黒板や掲示板に専用フレームで電子黒板を固定できる製品。スライードと比較すると部材が少なく設置時間も比較的短いため、コストを抑えられる。設置する場所は黒板の左右・中央のどちらも選べる。
![固定式大画面電子黒板「コテイージー」](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11105/11105_003.jpg)
さつき
電子黒板「ミライタッチ」を提供するさつきは、Googleの生成AI「Gemini」を搭載した機能を試験的に公開した。内蔵書画カメラで読み取った画像やテキストに対する文章を生成することができるという。
![問題文をカメラで読み込み、解き方をテキストで出力する](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11105/11105_004.jpg)
![問題文をカメラで読み込み、解き方をテキストで出力する](http://et-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/11105/11105_005.jpg)
五所川原市立五所川原小学校の前多昌顕先生は「電子黒板というオープンな場で生成AIを使うことができるのはうれしい。子どもが問題のあるプロンプトを入力することもなく、思考の呼び水として活用できるのでは」とコメントした。