記事一覧
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2021/01/20
「誰かのために創る」ことで中高生の可能性を伸ばす――ライフイズテックの水野雄介氏と讃井康智氏が考えるプログラミング教育
2011年にスタートした中高生向けIT教育プログラム「Life is Tech !(ライフイズテック)」を運営するライフイズテック株式会社。通学型スクールと短期集中のキャンプには延べ5万2000人が参加し、ディズニーとタッグを組んだプログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」も注目を集めている。近年、急速にプログラミング教育やクリエイティブ教育への関心が高まる中、先駆者としての思いや公教育・自治体との連携、教育者の育成などについて同社代表取締役CEOの水野雄介氏と、取締役の讃井康智氏に話を伺...
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2021/01/19
あらゆる人にデータ活用のセンスが求められる時代に、SASが取り組む「教育支援」とは
SAS Institute Japan(SAS Japan)は11月25日に「SAS FORUM JAPAN 2020」を開催した。同イベントは例年、都内の会場でリアルイベントとして開催されてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、完全なオンラインイベントとして実施された。ビデオ配信で行われた60以上のセッションは、業種やテーマに沿った8つのトラックで構成。「アカデミック」トラックでは、近年、政府の教育政策においても重視されている「データサイエンス人材」の育成に向けた取り組みと事例が...
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2021/01/18
身近な目標から意欲や関心をかきたてる――プログラミング教育の映画を使った授業
ICT活用や探究学習、SDGs、フリースクール、不登校、プログラミング、アクティブ・ラーニングなど、多種多様な教育をテーマにしたオンラインイベント「未来の先生フォーラム2020」が、2020年11月22日、23日の2日間にわたり開催された。本稿では小金井市立前原小学校の蓑手章吾教諭による、プログラミング教育映画を活用したビジョナリー・ラーニングの授業案のセッションを紹介する。
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2021/01/15
管理職がブレーキをかけてはいけない――校長含め先生全員がプログラミング教育を楽しむ杉並区立天沼小学校
2020年度は新学習指導要領が実施され、小学校では「プログラミング教育元年」として新たなスタートを切るはずであった。しかし、緊急事態宣言にともなう休校措置により授業時間が例年より大幅に減ったことで、多くの学校がその対応に追われ、プログラミング授業を順調に始められなかった学校も少なくない。こうした未曽有の事態の中、プログラミング教育をどのように取り入れていくべきか。そもそもプログラミング教育の目的とは何か。学校管理職の立場から、東京都・杉並区立天沼小学校の校長である松野泰一氏にお話しいただいた。...
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2021/01/13
大規模授業のアクティブラーニングをオンラインで実現した同志社大学
さまざまな領域・分野の教育の実践家が集い、未来の教育を共創する場をめざす教育イベント「未来の先生展」。2020年度は「未来の先生フォーラム2020」となり、完全オンラインで開催された。メインテーマを「問い直し」とし、with/afterコロナの時代における実践や学びについて、2日間で103のプログラムが用意された。今年のプログラムの傾向としては、昨年よりもオンラインをテーマにしたセッションが増えたことが挙げられる。その1つ、同志社大学政策学部の准教授である佐野淳也氏による「大学の大規模授業でオ...
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2021/01/12
2020年12月にAmazonで人気だった教育関連の本、ランキング1位から50位まで紹介
2020年12月の1ヵ月間に、Amazonで売れた教育関連本のランキングを1位から50位まで紹介する。直近の新刊では3位に『夢を叶えるための勉強法』、4位に『塾へ行かなくても成績が超アップ! 自宅学習の強化書』、13位に『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』がランクインした。
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2021/01/06
日本でのSTEAM教育普及に必要なことは何か? 800個ものフェイスシールドを作った高校生と考える
小中学校における1人1台端末環境の実現に続き、高校でも同様の整備を行う動きが始まりつつある。また、「情報」の入試教科採用などから、授業や進路指導におけるSTEAM教育の必要性も高まっている。こうした流れを踏まえ、レノボ・ジャパンは「レノボが現役高校生と考えるSTEAM教育のこれから―校内・校外学習の融合を目指して―」と題したオンラインシンポジウムを開催。中高生の国際ロボコンチーム「SAKURA Tempesta」のメンバーである立崎乃衣さんと、立崎さんが通う高校の教員である後藤聡氏、ロボコンチ...
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2021/01/04
幼児教育におけるテクノロジーの可能性とは? 数学的思考で子どもたちの力を引き出す
2020年4月に開始した本連載では、グローバルにおける幼児教育に関する考え方の潮流に触れながら、立命館小学校正頭先生との対談や、千葉大学教育学部松尾教授との対談を通じて、日本の幼児教育の未来を示唆してきました。最終回となる今回は、松尾教授と行う予定の実証実験の概要を紹介し、幼児教育とテクノロジーの可能性について解説していきます。
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2020/12/25
音や映像を工夫すればオンライン授業全体の質も向上! 配信環境や機材のテクニックを紹介
本連載では、筆者が所属する九州大学ビジネス・スクール(以下、QBS)および九州大学経済学研究院でのオンライン授業の実践をもとに、遠隔授業のポイントやコツを紹介します。第3回の今回は、学生が学びやすくなるオススメの配信環境の紹介と、それぞれの機材のセットアップについて解説します。
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2020/12/24
対策チームを立ち上げガイドラインを作成――突然のオンライン授業に挑んだ法政大、東北学院大の事例
毎年開催されている学校・教育関係者向けのセミナー「New Education Expo」。今年はすべてオンラインでの開催となり、「New Education Expo 2020 ONLINE」として、10月と11月に計4日間開催された。この記事では、11月21日に行われたセミナー「大学のオンライン授業運営における可能性と今後の課題」をレポート。法政大学と東北学院大学における、オンライン授業の事例を紹介する。
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2020/12/23
フィンランドなどヨーロッパ各国が注目する「アントレプレナーシップ教育」、その実態とは?
本連載では、フィンランドの中部、オウル大学大学院でフィンランドのアントレプレナーシップ教育を研究する筆者が、教育ICT先進国とされるフィンランドの教育動向を現地の生の声をもとにレポートします。今回は「アントレプレナーシップ教育」について。フィンランドの学習指導要領に明記され、総合学校(小中学校)で育むべきとされている7つの能力「Transversal Competences」にも含まれています。日本では「アントレプレナーシップ教育」=「起業家的な、ビジネスを立ち上げる能力を育む教育」として高校...
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2020/12/21
子ども向けプログラミング教室では「圧倒的に」女子が少ない――関係者が課題解決のヒントを探る
次世代に活躍する人材の育成が求められている昨今、デジタル分野や工学分野などで活躍する女性が少ないことは日本の大きな課題とも言われている。この比率を上げるためには、子ども時代のプログラミング教室体験や理数系教育において、女子の参加を促すことが不可欠だ。この課題感のもと、11月25日に子ども向けプログラミング教室の開設・運営の支援を行うアフレルの主催によるオンライン座談会「Afrel ONE Mission!」が開催された。プログラミング教育業界や理工系分野で活躍する女性が集まり、女子向けプログラ...
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2020/12/18
社会が大きく変化する中、学校の役割はどうなる? オンラインで実現した生徒主体・社会とつながる学びの実践
2020年度からオンライン授業の環境を整え、4月の当初から授業を行ってきた、新渡戸文化学園(新渡戸文化小中学校・高等学校)。本連載ではその実践をお伝えします。最終回となる今回は、オンラインだからこそ実現した遠隔からのライブ授業や学校外と連携する生徒主体の取り組みを紹介します。そして、社会が大きく変化する今、新渡戸文化学園が目指す教育について改めてお伝えします。
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2020/12/16
コロナ禍に教室運営者が直面した3つの問題――影響を受けにくいプログラミングスクールの特徴とは?
2020年春、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた教育業界。長期におよぶ休校が大きな社会課題となり世間から注視された一方で、塾・習い事の教室運営者はコロナショックとも言える危機に直面していた。年度の始まりが緊急事態宣言と重なったことも大きく経営を直撃。誰もが想定しえなかった事態のなか、いち早く対応を講じた事業者は、損失を抑えただけでなく信頼を得るなど明暗を分けた。本稿では国内最大のプログラミング教室「QUREOプログラミング教室」の担当者に話を伺い、塾・習い事の教室運営者が直面した危機を3つ...