システム ディは、同社が提供する校務支援クラウドサービス「School Engine」が、岩手県の県内全自治体での標準校務支援システムとして採択されたことを、8月1日に発表した。
同社は「岩手県クラウド版統合型校務支援システム構築等業務に係る公募型プロポーザル」において6月に委託候補事業者として採択され、同県はフルクラウドの校務支援システムとして「School Engine」を導入することとなった。
同県内の小中学校に一括導入となる県域案件については、山梨県域、奈良県域、高知県域、山口県域に続く5例目となる。うち、同県、山梨県、高知県では、県立高校でも「School Engine」が利用されている。
県全体でフルクラウドのシステムを共同調達、共同利用する事例は国内でも先進的な事例で、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」において推奨されている校務支援システムのフルクラウド化が今後さらに加速化されるものと期待される。
同社は今後も、校務支援システムのクラウドサービス事業者として教員の業務負担を軽減し、学校において教員が児童生徒と向き合う時間の創出など教育質向上を支援していく。
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