DDSは、同社の認証ソリューション「万能認証基盤 Themis(テミス)」や「多要素認証基盤 EVE MA(イヴエムエー)」などが、フォラックス教育が提供する統合型校務支援システム「Eduo(エデュオ)」と連携し、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で推奨される、教職員の個人認証強化を支援していくことを4月13日に発表した。
教育現場ではICT環境整備が進み、教職員はもとより、児童生徒が日常的に情報システムにアクセスする機会も増えた。このような状況を鑑み、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、校務系は外部からの脅威の侵入だけでなく、児童生徒がアクセスできないよう対策を講じることを明記し、リスク対応として教職員の個人認証強化(本人確認)に多要素認証を用いることを要求している。さらに、アカウント情報の使い回し防止とパスワードの強度低下防止策として、シングルサインオンの利用を推奨している。
DDSの「Themis」をはじめとした認証ソリューションは、パスワードでの本人認証を生体認証を含む多要素認証に置き換えることができる。統合型校務支援システム「Eduo」のログイン認証機能と、DDSの認証ソリューションを組み合わせることで、シングルサインオンによるパスワード認証利用者の運用負担を最小限にする。また、生体認証を含む多要素認証を活用することで、なりすましや不正ログインを防止するセキュリティ環境を提供する。
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