チエルは、同社の製品である「Tbridge(ティーブリッジ)」との連携によって、教育委員会が管轄する学校の通信状況を一元管理できるネットワークの統合通信可視化システム「Tbridge T-Manager(ティーブリッジ ティーマネージャー)」の提供を、8月31日に開始する。
「Tbridge T-Manager」は、今後デジタル教科書の導入により、さらに端末が活用されることで見込まれる学校内での通信負荷の増大に対応すべく、学校における通信環境の安定化と管理の効率化を実現するシステム。「Tbridge」での自動解決が難しい通信経路上の不具合が起きた場合でも、教育委員会がその場で問題を把握して迅速に対処することが可能になる。
また、ネットワークの利用状況や品質を定量的に把握できるので、ネットワーク管理工数の大幅な効率化が可能になるなど、的確かつ効果的な回線増強や機器入れ替えなどの投資判断を支援する。
具体的には、トラフィック量やパケットロス、再転送、転送遅延、TCPセッション数、接続ユーザ数の、総合計や組織ごと、ノード(各学校に設置している「Tbridge」)ごとの一覧表示、通信セッションごとの接続元IP、接続先IP(ドメイン表示可)の通信詳細ログ記録による通信品質悪化の早期検知・対処、通信センサーとして設置した「Tbridge」本体の状態の監視・設定といった機能を備えている。
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