ティーファブワークスは、USBケーブルを接続するだけで12種類以上の計測と各種AI判定、5種類以上の制御、IoT・双方向通信などをScratchから操作できる、小中学校向けの「AkaDako STEAM BOX プロトタイプ」を開発したことを、4月24日に発表した。
「AkaDako STEAM BOX」は、同社が開発したScratch用拡張ボード「AkaDako」をプラットフォームに、12種類以上の計測&グラフ描画(AI判定・明るさ・温度・湿度・気圧・距離・加速度・電圧・音量など)、5種類以上の制御(DCモーター・サーボモーター・フルカラーLEDなど)、IoT・双方向通信を配線なしで簡単に実行可能なGIGAスクール時代の道具箱。
理科教材や計測制御、課題解決の道具、プログラミングツールとして、小学校から中学校のさまざまな授業で活用できる。
Webブラウザで指定のURLにアクセスするだけで、さまざまな計測やグラフ描画を行うことが可能で、GIGAスクールの端末を活かした授業展開に対応する。
また、計測・制御・通信といった機能をカードにした「シンキングカード」を用意しており、「シンキングカード」によって短い授業時間の中でも教員のスキルに左右されることなく、完成体験・感動体験を行える。また、練習問題のための「課題カード」も用意している。
Scratchを用いて、センサー・アクチュエータ・通信・AIを組み合わせたプログラミングもできる。
5月4日に江東区産業会館で開催されるイベント「GIGAGIG」では、「AkaDako STEAM BOX」の展示および体験ワークショップが行われる。また、学校・教育委員会向けに「AkaDako STEAM BOX」の無料レンタルを受け付けている。
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