IchigoJamで音を鳴らしてみよう
まずは、圧電サウンダのセットから始めましょう。IchigoJamのチップの脇にある黒いピンソケットの右列にSND(SOUND)とGNDと書かれた穴があります。ちょうど上から4番目と7番目の穴です。圧電サウンダの片方をSND、もう片方をGNDに差し込みます。
IchigoJamのPLAY命令を使うことでドレミファの音階で音を鳴らすことが可能です。この時、MML(Music Macro Language)と呼ばれる表記を使うことでIchigoJamに再生させる楽譜を記述できます。
「ド レ ミ ファ ソ ラ シ」は、英語の音名で「C D E F G A B」と表記します。まずは手始めにPLAY命令で「ド」の音を鳴らしてみましょう。
4分音符でドを鳴らしたい場合にはCの後に4を指定します。
同じく2分音符でドを鳴らしたい場合にはCの後に2を指定します。
PLAY命令で、音が出ることは理解できたと思います。でも何か物足りないですね。
チューリップの歌を再生させる
童謡チューリップの最初の4小節「ドレミ、ドレミ、ソミレド、レミレ」をMMLで表現すると次のようになります。
実行してみるとチューリップの歌に聞こえますね。音の長さを指定しないとIchigoJamでは全部4分音符として再生されます。もっと正確なチューリップの歌に近づけるために、ドレミのミと最後のレを長くする2分音符を入れてみましょう。