キャリアボットは、AIによるキャリアカウンセリング分析サービス「Careerbot Session Analyzer」について、大学キャリアセンター向けの提供を開始したことを1月19日に発表した。

「Careerbot Session Analyzer」は、AIがキャリアカウンセリングの内容を分析することによって、
- カウンセリング内容の要約
- 学生の主訴(悩みや課題)
- 学生が目指している目標
- 思考の偏りや課題の特定
- 次回以降の支援方針
といった要素を可視化するサービス。同サービスによる分析結果は、キャリア支援者が学生への継続的な支援を行う際の指針として活用できる。
大学のキャリアセンターでは、年々個別相談の重要性が高まっている。しかしながら、カウンセリング内容の記録や振り返りに十分な時間を確保できないことや、支援の質が担当者の経験に左右されやすいなどの課題があった。そこで同社は、キャリア支援の質と効率を高めるべく、「Careerbot Session Analyzer」を開発。同社の代表である岡崎浩二氏の、国家資格キャリアコンサルタントとしての実践経験をもとに、過度な介入をせず振り返りと気づきを促す仕組みとして設計されている。
同サービスの具体的な特徴としては、カウンセリングの音声を文字起こしした上で、AIが重要な内容を分析する。分析結果から、学生の主訴や目標、課題をひと目で把握することが可能になる。その後、分析結果に基づいて次回の面談における方針を決められる。
なお、カウンセリング内容はキャリアカウンセリングの質向上と振り返りを目的に録音・分析されるが、事前に学生から同意を得たうえで利用される仕組みとなっている。
サービスの提供はクラウド経由で行われ、GoogleのGeminiをはじめとする複数の生成AIモデルを用途に応じて使い分ける。さらに、情報管理を重視する大学向けに、オンプレミスやローカルLLMでの提供にも対応している。
今後は、ES添削支援や求人マッチングといったサービスと連携して、カウンセリング前からカウンセリング後までを一貫して支援するキャリア支援DXの実現を目指す。あわせて、日本生産性本部/関西生産性本部が主催する「大学キャリア・アドバイザー養成講座」など、就職・キャリア支援担当者向けプログラムへの導入も検討しているという。
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