学習塾「武田塾」を展開するA.verは、生成AIを学習に活用している高校生を対象に実施した、「【2026年版】生成AIと受験勉強の実態調査」の結果を1月23日に発表した。同調査は、2025年12月25日〜2026年1月5日の期間に行われ、111名から有効回答を得ている。
調査対象者に、受験勉強に活用している生成AIを尋ねたところ(複数回答)、「ChatGPT」(84.7%)がもっとも多い。「Gemini」(25.2%)、「Microsoft Copilot」(4.5%)がそれに続いている。

受験勉強のプロセスにおいて、どの段階で生成AIを活用しているかという質問(複数回答)では、「テスト対策全般(定期テストや模試など)」(39.6%)が最多となっている。以下、「授業の復習」(35.1%)、「授業の予習」(21.6%)が続いている。

受験教科・科目別に見た時、生成AIがもっとも役立っていると感じる科目を尋ねたところ、「数学」(36.0%)がもっとも多い。以下、「英語」(23.4%)が続いた。

生成AIが役立つと感じる受験教科・科目について、「特にない」「わからない/答えられない」以外の回答をした人に対し、どのような場面で活用しているかを尋ねたところ(複数回答)、「問題の解き方を質問する」(55.7%)が最多となっている。

受験勉強で生成AIを活用する際、不安に感じることや課題と感じることとしては(複数回答)、「情報の正確性」(52.3%)がもっとも多い。「過度に依存してしまう」(33.3%)、「思考力低下への懸念」(28.8%)がそれに続いた。

受験勉強での生成AI活用について、従来の学習方法よりも効果的だと感じる点を尋ねたところ(複数回答)、「短時間で必要な情報を得られる」(60.4%)が最多となっている。以下、「24時間いつでも利用できる」(49.5%)、「自分の理解度に合わせた説明をしてくれる」(40.5%)が続いている。

学習時の生成AI活用で、実際に感じた悪い変化や影響については(複数回答)、「すぐにAIに頼るようになった」(58.6%)がもっとも多い。「自分で考える力が落ちた」(28.8%)、「間違った情報を信じてしまった」(18.0%)がそれに続いた。

生成AIに頼りすぎないために、自分なりのルールや工夫をしているかを尋ねたところ、「している」という回答は40.5%に達している。

生成AIに頼りすぎないための工夫をしている人にその内容を尋ねたところ(複数回答)、「まず自分で考えてから使う」(66.7%)が最多となっている。「AIの回答を鵜呑みにせず必ず確認する」(44.4%)、「答えを直接聞かずにヒントだけもらう」(35.6%)がそれに続いた。

受験本番を見据えた時、今後の生成AI活用についての考えは、「積極的に活用していきたい」が19.8%、「必要な場面で適度に活用していきたい」が64.9%となっている。

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