東京外国語大学の多言語多文化共生センターは、「外国人生徒・中国帰国生徒等の高校入試を応援する有志の会」との共催で、シンポジウム「多文化多言語の子どもたちの未来を拓く『現在地』と『これから』—公立高校入試の『自治体間格差』をなくすために—」を、3月8日の12時30分〜16時30分に東京外国語大学 本部管理棟(東京都府中市)2階の大会議室とオンラインのハイブリッド形式で開催する。参加には専用フォームからの申し込みが必要で、定員は会場が50名、オンラインが300名となっている。

現在、多文化多言語の背景を持つ生徒に対して、公立高校入試の配慮などが自治体により格差があるとされている。
そこで同シンポジウムは、この自治体間格差を解消して、子どもたちの未来を拓くための次なるアクションを参加者とともに描き出すことを目的とする。当日は、前述した自治体間格差の実態把握に毎年取り組んでいる現場の実践者たちが一堂に会して、「現在地」を可視化する。
主なプログラムとしては、「外国人生徒・中国帰国生徒等の高校入試を応援する有志の会」による2026年度入試の調査報告、文部科学省の総合教育政策局 国際教育課長による国の動向についての説明が行われる。
あわせて、東京外国語大学4年生の登壇により、多文化多言語の当事者の声を伝える。千葉・神奈川・群馬・静岡・熊本・福島・兵庫・石川・青森・香川・富山で活動するNPOや支援団体の担当者は、現場の実践に基づいたリレートークやテーマ別座談会を実施する。最後に、東京外国語大学の小島祥美氏により、今後の展望などが語られる。
なお、同シンポジウムの開催にあわせて、関連サイトの移設が行われている。「多文化多言語の生徒に対する公立高校入試での特別措置と特別入学枠に関する全国データ集」は、これまで蓄積してきた調査データや情報を、より安定的に発信・蓄積すべく、東京外国語大学のWebサイト内に移設することとなった。
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