Minecraftカップ全国大会運営委員会は、「Minecraft: Education Edition(教育版マインクラフト)」を使用したプログラミング作品コンテスト「Minecraftカップ2021全国大会」のエントリー受け付けを、7月12日から開催している。
「Minecraftカップ」は、プログラミング体験やデジタルなものづくりを通した問題発見・解決を目指すツールとして世界的に人気の「Minecraft」を活用して、すべての子どもたちがプログラミング教育やデジタルなものづくりに触れることのできる機会創出を行っていくことを目的に、「ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所」をコンセプトとして行われる。
3回目となる「Minecraftカップ2021全国大会」のテーマは「SDGs時代のみんなの家、未来のまち」で、SDGs目標である「パートナーシップで目標を達成しよう」に基づいて、多様なパートナーによる参画から大会運営を進めており、作品テーマは大会パートナーである積水ハウスが設定した。
ワールドの制作にあたっては、「すべての人に健康と福祉を」「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「陸の豊かさも守ろう」のうち、1つ以上のSDGs目標を盛り込む必要がある。
「すべての人に健康と福祉を」では、新しい生活様式においておうち時間に注目が集まっており、みんなが笑顔で幸せになるための、家族のつながりと健康を考えた住まいづくりの提案が求められる。
「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」では、快適な暮しを維持しながら、高い断熱性と省エネ設備でエネルギーを大幅に減らす一方、太陽光発電などでエネルギーを創り、家全体でエネルギー「ゼロ」を目指す提案を求めている。
「陸の豊かさも守ろう」では、鳥や蝶など多くの生きものたちが利用できる地域の在来樹種を植えることで、都会の中でも生きものたちが訪れる豊かな自然環境を作るなど、人と自然がともに暮らす豊かな環境を提案する。
参加対象は、2022年4月1日時点で18歳以下の人で、1名または30名以内のチームでも参加できる。
エントリー期間は9月16日まで、応募期間は9月1日~30日。オープニングイベントは7月25日にオンラインで開催され、地区ブロックワークショップは8月の実施を予定している。
なお、1次審査は10月8日~22日の期間にオンライン投票で行われ、地区代表を決定する2次審査は11月1日~30日、最終審査会・表彰式(オンライン)は2022年1月30日に実施される。
審査基準は、「構想力」(既存の枠にとらわれない発想で作品テーマを構想できているか)、「調査力」(テーマに対して様々な調査を行えているか)、「技術力」(プログラミングやレッドストーンが活用されているか)、「計画力」(計画を立てて取り組むことができるか)、「作品完成度」(上記をふまえて総合的に作品のクオリティが高いか)となっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア