COMPASSは、小学館集英社プロダクションと共同開発・提供する小中学校向け探究学習プログラムに、空間の総合プロデュース企業である乃村工藝社と連携して開発したプログラムを含む、3つの探究学習プログラムを新たに追加することを7月24日に発表した。利用費は無料。

COMPASSはこれまで提供していた、日本マクドナルドとの「国語における絵本をつくる探究学習プログラム」、小学館との「社会科で学ぶ自分の住むまち✕マンガ/キャラクターのコラボを考える探究学習プログラム」に続いて、今回新たに3つのプログラムを提供する。新たに追加されるプログラムは次のとおり。
国語/家庭科で学ぶ、「空間」をつくる探究学習プログラム(乃村工藝社)
空間の総合プロデュース企業である乃村工藝社から、身の回りの生活空間を作るには、気候風土や住まい方だけでなく、人々の課題やニーズなどの情報が重要であることを学び、実際に空間づくりにチャレンジする。
- 小学5/6年生 家庭科:快適な住まい方を考えよう
- 中学1年生 国語:目的に応じて情報を収集しよう
- 中学2年生 国語:情報を整理してわかりやすく伝えよう
- 中学2年生 家庭科:よりよい住生活について考えよう
理科における宇宙空間と宇宙服を考える探究学習プログラム(オリジナルプログラム)
理科の月を含む天体の単元で学習した内容を、身近なニュースである月面探査に当てはめて自分なりに考えることで、天体の基礎知識定着や、新たな情報から課題を分析する力、解決策を導く力を身につける。
- 小学3年生 理科:太陽と地面の様子
- 小学4年生 理科:月と星
- 小学6年生 理科:月と太陽
技術におけるAIの活用方法を学ぶ探究学習プログラム(オリジナルプログラム)
生成AIの特徴や使い方を理解し、身近な課題にAIを活用する方法を考えるとともに、実践も踏まえながら、生成AIを活用するにあたって考えられるリスク・課題・限界を理解し、正しく活用する力を身につける。
- 中学2年生 技術:生活や社会および情報の技術
- 中学2年生 技術:情報セキュリティおよび情報モラル
- 中学3年生 技術:情報の技術の進展

対象は全国の学校・教員で、対象学年は小学1年生から中学3年生。申込期間は2025年7月24日から2026年2月28日まで。申し込みフォームから希望プログラムを選択のうえ、申し込むことができる。
COMPASSは今後、タカラトミーアーツと連携したプログラムの公開も予定しており、順次提供プログラムを拡充していく。
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