イーディーエルは、教育委員会の研修担当者および学校経営者を対象としたオンラインセミナー「生成AI活用“最初の一歩”講座」を2026年3月末までの期間限定で無料公開する。
同講座は、ICT教育の第一人者である平井聡一郎氏を講師に迎え、業務時間の削減に特化し、Googleの生成AI「Gemini」の導入・活用法を60分で解説・実演する内容となる。
GIGAスクール構想の進展に伴い教育現場での生成AI活用が急務となっている一方で、「外部研修の予算化前に具体的な効果を確認したい」「現場の先生が安全に使えるか不安がある」「いきなり高度な授業活用はハードルが高い」といった課題が研修企画担当者から寄せられているという。これらを解決するため、本格的な研修導入前のトライアルとして同講座の無料公開を決定し、「無償版の教育アカウントで利用できるGeminiでも、今日から業務を減らせる」という手応えを体感してもらうことを目的としている。
講座では「Geminiの活用による校務の徹底的な効率化」に焦点を絞って解説する。主なプログラムは以下の通り。
組織導入の前提知識(リスク管理)
文部科学省のガイドラインを踏まえ、「安全に・正しく・ムリなく」活用するための最低限のルール作りを提示する。
実演:実績に裏打ちされた「業務効率化プロンプト」
イーディーエルが支援する穴吹学園では、生成AI(Google AI Pro for Education)の導入により平均約4割もの業務時間削減に成功した。同講座では、その成果の源泉となったプロンプトの一部を公開し、多くの学校で導入されている無償の教育アカウント(Google Workspace for Education Fundamentals)の環境下で、平井氏がその場で業務を短縮する様子を実演する。
講座は60分間となり、2025年12月~2026年3月に全7回同じ内容で開催される予定。具体的な開催日時は申し込んだ際に個別に案内される。対象は、教育委員会の研修企画担当者、学校経営者(校長・教頭・理事長)、情報科主任など。申込期限は2026年1月30日で、定員に達し次第、締め切りとなる。
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