体験型イベント・研修を展開するIKUSAは、教育機関向けの新体験型アクティビティ「ミッションラッシュ」の提供を開始したことを、12月11日に発表した。

同プログラムは、頭脳と身体を駆使し、仲間と協力してミッションに挑む体験型コンテンツ。学年やクラスを超えた交流促進、協働学習、コミュニケーションの活性化を目的に設計されている。すでに複数の中学校・高校で、宿泊研修や新入生イベント、学年行事として導入されている。
「ミッションラッシュ」は、会場内に点在する複数のミッションをチームで巡り、知力と身体能力の両方を使いながらクリアを目指す体験型コンテンツ。知力を試すパズルや、身体を使うアクティビティなどのミッションが用意されており、チームメンバー全員が活躍できる設計になっている。チーム内では自然と役割分担や声かけが生まれ、協力し合う雰囲気が形成される。児童生徒の新たな一面の発見や、強いチームワークの体験を促すとしている。

教育現場からは、学年・クラスを超えた交流の機会が少ないこと、体育祭・文化祭以外の協力型イベントが不足していること、知的活動と身体活動をバランスよく取り入れたプログラムが見つからないことなど、複数の課題が寄せられていた。これらの課題を解決するために「ミッションラッシュ」が企画開発された。
同プログラムはチーム協力型アクティビティであり、頭脳と身体の両方を使う12のミッションを巡ることで、チーム内で声かけやフォローが自然発生し、自然に役割分担が生まれる。実施場所は体育館や研修施設など全国どこでも対応可能である。また、暗号解読、迷路探索、バランスゲーム、運搬ミッションなどさまざまなミッションがあるため、チームメンバー全員がそれぞれの得意分野を活かせるようになり、全員が活躍できる設計となっている。さらに、アイスブレイクからミッションまで一貫して交流を促すため、学年・クラスを超えたコミュニケーションが自然と生まれ、共同作業を促進する。
プログラムの対象は中学校・高等学校で、学年単位・学級単位で実施可能。参加人数は40~500名で、チーム人数は4~7名(推奨:5~6名)。所要時間は2~3時間で、実施場所は体育館、ホール、宿泊研修施設を想定し、屋内での実施を推奨する。
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