ASUS JAPAN(エイスース・ジャパン)は3月17日、脱着式キーボード搭載のChromebook製品「ASUS Chromebook Detachable CM3」と、画面が360度回転するフリップタイプのWindowsノートPC「ASUS B1100FKA」を発表した。
いずれも教育用途での活用を視野にいれた製品で、「ASUS Chromebook Detachable CM3(デタッチャブル・シーエムスリー)」は一般向け販売モデルを3月17日より、教育・法人向け販売モデルを4月中旬から発売する。「ASUS B1100FKA(ビー・イチイチゼロゼロ・エフケーエー)」の販売は、一般向け/法人向けともに4月下旬以降で、LTE対応モデルを2021年夏に発売する予定。
Chromebookについては、ASUSは2014年から販売しており、累計で1500校以上の国内の教育機関で採用されている。特に2020年は、GIGAスクール構想が前倒しされた背景などを受けて需要が伸びており、GIGAスクール構想の早期実現の支援として、2021年1月15日にはChromebook製品の増産計画を発表している。
ASUS BUSINESS Educationマネージャーの鈴木真二氏は、今後は高校における1人1台端末の整備や、家庭においても学校と同じ学習環境を整えたいといった新たなニーズの高まりを受けて、2021年以降も様々な需要が続く見通しだと説明。また、今回発表された2製品については、「学校における児童生徒や各家庭の子ども向けに自信をもってお勧めできる製品」だと述べた。
縦横自由自在に使え、持ち運びやすい「ASUS Chromebook Detachable CM3」
「ASUS Chromebook Detachable CM3」は、キーボードやスタンドを取り外してタブレットとしても利用できるChromebook。タブレット単体では506g、フル装備でも915gと軽量な製品となっている。ディスプレイは10.5型のタッチパネル(1920×1200ドット、WUXGA)、カメラはイン/アウトの2つを搭載。デバイス設定を容易にするChrome OSのゼロタッチ登録機能にも対応している。
大きな特長は、縦置き/横置きのどちらにも対応できるフレックスアングルスタンドで、ライフスタイルに合わせ、さまざまな形態で利用できる。また、最大4096段階の筆圧検知に対応するスタイラスペン「ASUS USI Pen」が付属しており、本体に収納できるため、子どもが紛失する心配も避けられる。
堅牢性が高く安心して使える「ASUS B1100FKA」
「ASUS B1100FKA」は、Windows 10 Pro Educationを搭載したディスプレイを360度回転できるノートPC。「ASUS Chromebook Detachable CM3」と同様にイン/アウトのカメラやスタイラスペンを搭載する他、AIノイズキャンセリング機能を備えており、オンライン授業やリモート会議での利用にも適している。
全周をカバーするゴム製バンパー、ミリタリーグレードの堅牢性、物理的なシールドでオンオフを切り替えられるWebカメラ、アンチバクテリア加工が施されたキーボードなど、子どもでも安全に利用しやすくなっている。
すべての故障原因をサポートする「ASUSのあんしん保証」
いずれの製品も「ASUSのあんしん保証」に対応しており、加入料0円で、落下・水没・災害による故障、製品改造といった故障原因不問でサポートを受けられる。有効期限は1年間で1回のみ適用することができ、交換した部品代の20%のみの負担で修理可能。送料、検証費、作業費、部品代の残りはASUSが負担する(消費税はユーザー負担、部品交換がない場合は作業費の20%をユーザーが負担)。プレミアムプランで、保証期間や保証回数を延長することもできる。
また、学生や教職員を対象に、ASUSの最新端末を特別価格で提供する「ASUS 学生・教職員向けストア」が3月10日に開設された。両製品も同ストアで販売している。
各製品のスペックや詳細については、製品ページを参照のこと。
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