増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である葵は、学校や学習塾向けに、オンライン試験の環境構築を支援するプラットフォーム「Aoi For CBT」を12月23日から販売開始した。
コンピューター上で行う試験(CBT:コンピューター・ベースド・テスティング)を配信するためのプラットフォームで、PCやタブレット端末とインターネットに接続する環境さえあれば利用できる。
CBTのメリットとしては、「テスト用紙の印刷・配布・保管の費用を削減できる」「動画や音声を用いた試験が行える」「採点や集計を効率化できる」などが挙げられる。
また、インターネットを介して利用することで、受験場所や時間帯に融通を利かせたり、会場費用を削減したりする効果も見込める。コロナ禍の状況では、三密を防ぐ効果も考えられる。
試験は、一般公開することも限定公開にすることもできる。問題の作成は専用のエディターを用いて行い、動画や音声も使用できる。選択問題の自動採点にも対応している。
現在は先着30の教育機関を対象としたスタートアップ料金のキャンペーンが実施されており、初期費用は無料、月額費用は受験者と管理者を合わせたアカウント数が100名までの場合税別2万1000円、100名を超えた分は1アカウントにつき税別200円がかかる。適用期間は2021年6月まで。
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