やる気スイッチグループは、同社が運営するスクールに通う生徒の保護者を対象に実施した、新型コロナウイルス感染症の影響下における受験に関するアンケート調査の結果を、12月8日に発表した。
同調査は、10月30日~11月2日の期間に行われ、2~18歳の生徒の保護者579名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の受験への影響で不安を感じているかを尋ねたところ、72.5%が不安を感じていると回答した。小学生では、学齢が上がるほど不安を抱く割合が高くなり、高校2年生と高校3年生の保護者が、もっとも不安感を抱いていることが明らかになっている。
新型コロナウイルス感染症の影響下での受験における、具体的な不安の内容を尋ねた質問では、「休校による学習の遅れ」と「健康や体調管理」が、同率で最多となった。「オープンキャンパスなど学校見学ができない」が、それに続いている。そのほか、学校説明会のオンライン化や参加人数の制限などによる、情報収集のままならなさを挙げる意見も寄せられた。
新型コロナウイルス感染症の影響下で、新たに取り入れた学習としては、「塾・スクールのオンライン授業」、「学校でのオンライン授業」が上位を占めており、4人に1人が家庭でのオンライン授業を経験している。
そのほか、志望校選びや受験対策のために必要なサポートを尋ねた質問では、「本人の学力や個性に合った志望校選び」「生徒のモチベーション向上」「メンタル面などのサポート」といった意見が寄せられた。
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