ディー・エヌ・エー、サイバーエージェント、GMOインターネット、ミクシィが共同開催するカンファレンスイベント「BIT VALLEY 2019(ビットバレー2019)」では、学生300名を対象とした支援プログラムを実施。交通費の支援を通じてより多くの学生に参加機会を提供する。
「BIT VALLEY 2019」はIT業界の「モノづくり」に関わる若手エンジニアやクリエイター、それらを目指す学生向けのテックカンファレンスで、9月13日と14日の2日間にわたり開催される。会場は渋谷ヒカリエ。学生にとっては最新の技術・多様な働き方を知ることで、これからのキャリアイメージを描くきっかけとなる。
本イベントのコンセプトは「モノづくりは新たな領域へ」。著名なエンジニア・クリエイターによるセッション、ワークショップなどを実施し、テクノロジーを活用した日本全体の「モノづくり」の底上げを目的としている。
学生支援プログラムでは通学している学校のエリアに応じて、最大3万円の交通費が支給される。また、一般参加者は有料の参加費についても、学生は無料となる(学生支援プログラムへの参加に関わらず)。
学生支援プログラムの対象となる人はエンジニア・クリエイターを目指す学生(学年不問)で、人数は最大300名。応募者多数の場合は抽選となる。開催日2日間のどちらかの参加でも問題ない。
なお、本プログラムの支援を受けた場合、当日は学生証の持参が必須で、「最低3セッション」に必ず参加する必要がある。また、TwitterやFacebookなどのSNSへ、当日の様子を投稿することが推奨されている。
本プログラムへの応募は専用ページから行う(サポーターズへの会員登録が必要)。応募締切は9月2日の13時。
イベント当日実施される予定のコンテンツの一例は以下の通り。
トークセッション「ITトップが考えるモノづくり対談」
登壇者
- ヤフー株式会社 代表取締役社長 CEO 川邊健太郎氏
- LINE株式会社 取締役 CSMO 舛田淳氏
- 株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役社長兼CEO 守安功氏
- モデレーター:独立研究者/著作家/パブリックスピーカー 山口周氏
ゲストスピーカーセッション
モノづくりに関するエキスパートが多数登壇する。
- 「茹でガエル状態の日本企業と躍進するGAFA。エンジニアは、これからどこで勝負すべきなのか?」(一般社団法人 シンギュラリティ・ソサエティ 代表理事 中島聡氏)
- 「執念とこだわりで社会を変える あるプロダクトマネージャーの試行錯誤」(Tably株式会社 代表取締役 Technology Enabler 及川卓也氏)
- 「アイデアの20年」(nendo 代表/デザイナー 佐藤オオキ氏、『POPEYE』編集長 松原亨氏)
- 「『よい』だけでは足りない! ~世界に飛び出していくために必要なマインドセット~」(圓窓 代表 澤円氏)
- 「音楽シーンの現在、そして未来 ~いま、J-POPに求められるイノベーションとは~」(音楽プロデューサー・ベーシスト 亀田誠治氏)
- 「違和感から始まる創造設計 -さて新しいものを考え出そうと頭をひねってみても、なかなかネタが出てくるものではない-」(東京大学 大学院工学系研究科 教授 中尾政之氏)
ワークショップ
モノづくりのノウハウを、第一線で活躍するクリエイターと共に、手を動かしながら体得できる。
講師
- 安藤幸央氏
- 澤奈緒氏
学生x企業ランチ
学生は各企業のライトニングトークを聴きながらランチを楽しむことができる。将来のキャリアビジョンを描くきっかけとなる時間が提供される。
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