ディー・ディー・エス(以下、DDS)は、同社の認証ソリューション「多要素認証基盤 EVEMA(イヴエムエー)」「万能認証基盤 Themis(テミス)」などが、スズキ教育ソフトが提供する統合型校務支援システム「スズキ校務evanix(エヴァニクス)」と連携し、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で推奨される教職員の個人認証強化を支援することを、11月6日に発表した。
文部科学省が2025年3月に発表した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、GIGAスクール構想の進展やクラウドサービスの本格活用、校務DXの推進に対応するため、教職員の個人認証強化(本人確認)に多要素認証を用いるよう対策を求めている。また、アカウント情報の使い回しといったセキュリティリスクを低減する効果が期待できるシングルサインオン(以下、SSO)の利用も推奨している。
統合型校務支援システムのスズキ校務evanixは、DDSの認証ソリューションと連携することで、顔認証などの生体認証を含むより多くの認証要素で、目的に応じた自由な組み合わせの多要素認証に置き換えられる。パスワードを用いない認証の適用やSSOにより、ユーザーの利便性を向上させるとともに、なりすましや不正ログインを防止するセキュリティ環境を提供する。
両社はこの連携を通じ、教育分野における安全なICT環境の提供をサポートしていく。
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