ナイスモバイルは、営業活動に活用していた電子黒板MAXHUB「All in One Meeting Board V6 CF」シリーズのデモ機を同社内で整備して、全国の小学校から大学までの教育現場へ計100台を寄贈すると8月29日に発表した。教育現場からの応募は10月31日まで受け付けており、11月以降に順次発送する予定となっている。
2019年12月に文部科学省が打ち出したGIGAスクール構想の初期に学習用端末を導入した自治体では、2024年度から置き換えが始まり2025〜2026年度にピークを迎える。さらに、これまでの期間で表面化してきた自治体や学校によるICT機器利活用状況の格差という課題もある。それらを解決するため、現在は1人1台端末や大型提示装置の置き換えを含む「NEXT GIGA」と呼ばれる次のフェーズへと移行しつつある。
一方で、さまざまなICT機器の併用が教育現場にとって負担になっていたり、予算の関係から現場のニーズを満たせていない大型提示装置が導入されていたり、といったケースもみられる。
そこで、まもなくピークを迎える「NEXT GIGA」に向けて、同社では、授業に必要なハードウェア、ソフトウェアをすべて1台に搭載したMAXHUB「All in One Meeting Board V6 CF」を教育現場に寄贈。教員の業務負荷を減らしてより効果的な授業を実施してもらうとともに、日本のICT教育をさらに発展させたいという想いにより実現したという。
教育現場で「All in One Meeting Board V6 CF」を活用することで、住んでいる地域に関係なく高い水準の授業を受講可能になるほか、「情報」など専門教員が不足している教科でもオンラインで受講できるため、教育格差解消につながる。さらに、円滑な遠隔コミュニケーションを通じて、他校との交流の輪を広げられる。
さらに、授業に必要なハードウェア、ソフトウェアを1台にすべて搭載しているので、ICT機器準備時間などの労働時間が短縮され、次の授業の準備、部活動、生活指導といったより注力したい業務への時間の創出が可能になる。
寄贈先としての応募資格は、日本国内の小学校から大学、専門学校などの教育機関で、公立/私立は問わない。寄贈は1校につき1台までとなっており、専用ページから応募を受け付ける。応募受付期間終了後に同社による厳正な審査が行われ、寄贈先を決定する流れとなる。
MAXHUB「All in One Meeting Board V6 CF」シリーズは、大型タッチパネルディスプレイにカメラ・マイク・スピーカー・パソコンといった、授業に必要なハードウェア・ソフトウェアをすべて1台に搭載したインタラクティブホワイトボード(電子黒板)。AG強化ガラスのタッチパネルディスプレイを採用することで傷がつきにくく衝撃にも強いので、積極的に生徒が参加するスタイルの授業でも活用できる。また、カメラ・マイク・スピーカー・パソコンなどを外部接続する必要がないため、配線が複雑にならず生徒が走り回るような環境でも足を引っかけてしまう心配がない。
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