NTTコミュニケーションズは、「学習者用コンピューター1人1台端末の整備・更新」に向けた「GIGAスクール構想 第2期」をサポートする「活用の先、データで学びをアップデートするGIGAスクールパック」(以下、GIGAスクールパック)の申込受付を、4月9日に開始した。「GIGAスクールパック」は、「基本パッケージ」と「応用パッケージ」の2つのパッケージで提供される。
「基本パッケージ」は、文部科学省の方針(公立学校情報機器整備事業)における補助対象となる要素のみで構成される。具体的には、3OS(Windows、ChromeOS、iPadOS)の端末、端末管理ツールに加えて、端末の活用状況などを可視化するダッシュボード機能や、児童生徒の小さなSOSの早期発見を支援する「心の健康観察」、蓄積された教育データを通じて児童生徒の自分らしい学びを支援するポータル機能「AARポータル」などを含む。
「応用パッケージ」では「基本パッケージ」の提供内容に加えて、それぞれの自治体の要望に応じて端末保証、バッテリー交換、フィルタリングや5G/LTE回線などを提供する。
提供サービスのひとつ「心の健康観察」では、4つの選択肢から児童生徒が自身のメンタルヘルスの状況に合う選択肢を回答し、教職員はその結果を確認することで、いじめ・不登校の早期発見を支援する。
2025年春ごろにサービス提供開始予定となっている「AARポータル」は、児童生徒のAnticipation(見通し)、Action(学び)、Reflection(振り返り)に関するデータを蓄積し、そのデータを通じて児童生徒自身の自分らしい学びを支援するポータル機能となっている。
なお、4月15日・16日の15時~16時30分には、「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」に参加する教育委員会の担当者を対象としたウェビナーが開催される。同ウェビナーでは、「GIGAスクール構想 第2期」に向けて、データ駆動型教育の推進についてのポイントや、「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」はどのような観点に注目しながら視聴すればよいかについて、NTTコミュニケーションズの視点で解説する。また「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」では伝えきれない、NTTコミュニケーションズが提供する「GIGAスクールパック」における「基本パッケージ」の詳細な内容紹介も予定している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア