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イベントレポート(海外動向)

「EdTechは日本の国策」――経産省が米国の教育イベント「SXSW EDU」で海外に向けてアピール


 EdTechの発祥国であるアメリカでは、毎年3月にテキサス州のオースティンで、教育イノベーションのお祭りともいわれる世界最大級の教育フェスティバル「SXSW EDU」が開催される。2018年は3月5日から8日までの4日間で実施され、日本からも多くの教育関係者やEdTechプレイヤーが参加した。SXSW EDUは、テクノロジーを活用した最新の教育ソリューションが多く出展されるとともに、教育分野のトレンドや課題を語り合うセッションが多いことでも知られている。今年は、日本からも経済産業省が同イベントのセッションに登壇し、国を挙げて推進するEdTechの施策を海外に向けてアピールした。そこでは、どのような教育課題やトレンドが語られたのだろうか。現地へ赴いた参加者らが情報共有の場として開催した「SXSW EDU 2018報告会」の内容をもとにレポートする。

6月16日に開催された「SXSW EDU 2018報告会」(主催:一般社団法人 教育イノベーション協議会)の様子。デジタルハリウッド大学にて。
6月16日に開催された「SXSW EDU 2018報告会」(主催:一般社団法人 教育イノベーション協議会)の様子。
デジタルハリウッド大学にて。

教育フェスティバル「SXSW EDU」の魅力は、「教育を変えたい人」が集まるところ

 米テキサス州オースティンにて、毎年3月に開催される「SXSW EDU(サウス・バイ・サウスウエスト・イー・ディー・ユー)」は、世界中から教育関係者やEdTechプレイヤーが集まるグローバル規模の教育フェスティバルだ。

 同イベントは、もともと音楽フェスティバルの「SXSW」が始まりであるが、やがて、映画やビジネス、ゲームなどのコンテンツも追加され、教育もそのひとつとして始まった。SXSW EDUでは、最新の教育ソリューションの展示や先進的な課題を共有し合うセッション、ネットワーキングやメンタリングの場が用意され、世界中からEdTechプレイヤーや教育関係者、投資家、学生が集まる。2018年には世界47カ国から約1万7000人の来場者が訪れた。

 そんなSXSW EDUにおいて、毎年ジャパンブースを出展し、日本のEdTechの存在感を発信し続けてきたのが、本報告会の主催者でもあるデジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤昌宏氏だ。

デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤昌宏氏
デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤昌宏氏

 同氏は、EdTechを推進するひとつの取り組みとして、2012年より有志連合「EdTech Japan」を結成し、国内のEdTechプレイヤーに対して海外プレゼンスの支援を行ってきた。具体的には、SXSW EDUにおけるジャパンブースの出展権をかけて競い合うピッチイベント「EdTech Japan Pitch Fes」を毎年開催し、2018年の今年は、進学カウンセラーと生徒を結ぶチャットアプリ「ConnecPath」(ConnecPath Inc.)、スマホ学習塾「アオイゼミ」(株式会社葵)、ビジュアルプログラミングツール「Springin’」(株式会社しくみデザイン)が出展権を獲得し、SXSW EDUに参加した。

 佐藤氏は報告会の冒頭で、「SXSW EDUの一番の魅力は、『教育を変えなければいけない』という課題意識を持つ人が多く集まることで、参加者同士のネットワーキングが活発に行われていることだ」と述べた。「あなたの学校はどうしているの?」とカジュアルな会話で課題を共有しながら、教育イノベーションに必要なマインドやつながりを持ち帰ることができる。

 もうひとつ、佐藤氏は今年のSXSW EDUの注目すべきポイントとして、昨今、EdTechを推進する経済産業省がセッションに登壇し、日本のEdTechに関する施策や方向性について海外にアピールしたことを取り上げた。同省が海外イベントで教育政策を発信することは極めて珍しく、アメリカのEdTechメディア「EdSurge」でも記事化された

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経済産業省、SXSW EDUで海外に向けて発信「EdTechは日本の国策」

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この記事の著者

神谷 加代(カミヤ カヨ)

 教育ITライター。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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