クラスターは、同社が運営するメタバースプラットフォーム「cluster」について、教育機関における授業や部活での利用無償化、および、授業利用可能な教育者向けガイドや教材の無料公開を、7月11日のイベント「日本のICT教育を加速するバーチャル空間の可能性:教育向けクラスター トークセッション」上で発表した。
教育機関における「cluster」利用の無償化は、同社が2022年度後半より中学生・高校生によるスタジオ見学やメタバースについてのインタビューに答える機会が増えたことから、中高生にとって「cluster」の利用やメタバースへの興味関心が高まっているとの実感のもと行われる。
「cluster」の教育者向けガイドとしては、「メタバースの理解」から実践的な「メタバースの使い方、コミュニケーション」「3D技術」までを網羅的に解説した、授業や講義で使えるスライド形式の「Cluster Educators Guide」をダウンロード提供している。同ガイドを使用することで、「学ぶ」と「創る」の両面からメタバースの基本的知識を学習できる。
そのほか、8月からは東京大学メタバース工学部にて、クラスターによる特別講座が開講され、教育関係者を対象にした「cluster」の講座とワークショップの実施を予定している。また、クラスターの代表取締役CEO加藤直人氏による著書『メタバース さよならアトムの時代』を、すでにいくつかの児童養護施設に献本。今後も、献本を希望する教育機関に引き続き対応していくという。
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