NTTコミュニケーションズ、「まなびポケット」に児童生徒の主体的・対話的で深い学びの状況を可視化する機能を追加

　NTTコミュニケーションズは、同社の提供する学習eポータル「まなびポケット」にて、新たな価値の提供を目指し「ScTN view（スクタン ビュー）」の提供を7月7日に開始した。

　「ScTN view」は、School Transformation Networkingが無償提供している「ScTN質問紙」を、児童生徒が「MEXCBT」経由で受検した結果をわかりやすく可視化するサービスになる。「まなびポケット」を学習eポータルとして選定している自治体や学校なら、無償で利用できる。

　「ScTN view」の利用によって、文部科学省が学習指導要領改定の中で育成すべき3つの柱として挙げているうちの1つ「学びに向かう力・人間性等」や、それを伸ばすための主体的・対話的で深い学びの実現状況の可視化が可能になる。

　「まなびポケット」では今後、児童生徒の学びを支え教職員の業務に溶け込む「真に求められる」ダッシュボード機能のリリースを予定している。ダッシュボードでは「まなびポケット」と連携しているコンテンツの学習データや、出欠、早退や保健室利用、健康観察、所見といったデータに基づく不登校生徒予兆アラート機能、Google  Workspace やMicrosoft 365といった外部データを一元的に可視化できるようになる。