学校教育向けにICT利活用を支援するチエルは、2014年より販売している無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge(ティーブリッジ)」の累計出荷台数が2000台を超えたことを、5月24日に発表した。
2019年よりスタートしたGIGAスクール構想により、教育現場で1人1台端末活用が進む中、複数のクラスで端末を同時利用するとネットワークにつながらない、通信速度が遅いといった課題が出ていた。「Tbridge」はこれらの課題に対し、通信状況の「把握・改善・安定化」をフルタイム・フルオートで実行することで問題を解決し、安定的な無線LANの運用管理を可能にする。無線インフラの拡張やアップグレードが不要であり、コストを抑えられる点も特長の一つ。
主に教育委員会に導入されており、国内約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で利用されている。
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