テクマトリックスは、同社の提供する教育機関向けクラウドサービス「ツムギノ」が、NTTコミュニケーションズの提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」との連携を開始することを、2022年12月22日に発表した。
同連携では、文部科学省が推進する「MEXCBT」と接続している「まなびポケット」のアカウントを利用することで、教職員は出欠管理や成績処理などの校務を行う「ツムギノ」にシングルサインオンでログインできるようになる。多要素認証を前提とするアクセスによって、クラウド型校務支援システムであってもセキュアな利用環境を実現できる。
今後は、「まなびポケット」で取得し自動集計された出欠情報を「ツムギノ」に連携することで、出席簿や成績関連に自動的に反映し、教職員の業務負担を軽減する。あわせて、授業計画の情報連携や「まなびポケット」の学習データを「ツムギノ」に反映することによって、観点評価の指標とするなど校務システムと学習システムの組み合わせによる相乗効果を創出していく。
さらに、技術標準規格として検討されている「OneRoaster/Japan Profile」に対応することで、名簿情報の連携をシステム間で行いやすくし、年度更新や新入生登録の際にそれぞれのサービスでメンテナンスする運用業務の軽減を目指す。
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