ジクーは、同社が提供する日程調整ツール「Jicoo」において、国内の公立または私立の小中学校・高等学校・大学・特別支援学校・専門学校などを対象に特別な価格でTeamプランが利用できる教育機関向け支援プログラムを提供することを、12月20日に発表した。また、Freeプランを拡充し、チーム数無制限に加えて予約ページ・フォームの作成数を無制限にする。
これまで同社は「Jicoo」のプラットフォーム上で、ミーティングなどのスケジューリングにおける時間の効率化に取り組んできた。セールス、採用、カスタマーサクセス、イベントやセミナーなど法人・個人を問わず多くのシーンで利用され、累計の利用者数は10万人を超えている。
従来の教員と保護者・生徒とのやりとりは紙中心となっているため、教員の情報管理や集計などが手間となっている。文部科学省は、政府のデジタル時代に向けた規制・制度を見直すという方針にのっとり、クラウドサービスを活用した教員・保護者などとの間における連絡手段のデジタル化を推進している。
このような背景から「Jicoo」を多くの教育現場で活用しやすくすることにより、デジタル化を支援する。
「Jicoo」教育機関向け支援プログラムについて
国内の公立または私立の小中学校・高等学校・大学・特別支援学校・専門学校などを対象にTeamプランを特別割引価格の85%割引で提供する。
Teamプランの価格は以下の通り(料金は1ユーザーあたりの月額)。
- 年払い:1320→198円
- 月払い:1650→247円
Freeプランの拡充について
今まで「Jicoo」のFreeプランは予約ページ・フォームの数を1つまでに制限していたが、無料会員でもさまざまなシーンで利用しやすいようにFreeプランの拡充を実施する。
チームユーザー数無制限に加えて、予約ページ・フォームの作成数を無制限にする利用体系に拡充する。また、カレンダーデザインに「月+時間」を追加。Freeプランを拡充することにより「Jicoo」を予約インフラとしてオンライン会議から対面での打ち合わせまで幅広く活用できる。
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