EDUCOMは、同社が10月に、デジタル庁による「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究における校務支援システム、学習支援システム、学習アプリとの間の教育データ連携の実証研究」事業に採択されたことを11月1日に発表した。
同実証は、教育デジタルコンテンツを含む教育データ利活用環境の整備を進めるべく、2022年9月にデジタル庁より公告されており、EDUCOMは同実証において、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」および現在開発中の学習eポータルに、国際標準規格OneRoster、xAPI、LTIに準拠したシステム間のデータ連携の仕組みを実装する予定となっている。
実装には、国際標準規格OneRosterに準拠したCSVファイルを出力する「EDUCOMマネージャーC4th」のほか、国際標準規格OneRosterに準拠したCSVファイルを取り込む仕組み、「学習eポータル標準モデル(ver2.00)」に基づいてMEXCBTからxAPIフォーマットで記録されたスタディログを受け取る仕組み、「学習eポータル標準モデル(ver2.00)」に基づいてLTIでログイン操作なしにMEXCBTを呼び出す仕組みで構成される学習支援システム(開発中の学習eポータル)を用いる。
同実証は今後、実証調査研究事務局と連携しつつ、スケジュールや諸条件を調整した上で、契約ならびに実施をしていく。
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