Classiと小牧市教育委員会は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内小中学校25校に整備する方針を決定した。
同市では、学校と保護者のコミュニケーション円滑化と保護者の負担軽減を目的に、Classiとの「tetoru」の利用契約を締結した。これまで教員と保護者の間で行われていた電話などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになる。
「tetoru」は、「学校からの連絡配信機能」「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。
「tetoru」の特徴は以下の通り。
1.ベーシックな機能は無料で利用可能
「tetoru」は、欠席連絡などのベーシックな機能を無料とし、あらゆる教育機関で活用できるように導入・運用のコストを最小限に抑えている。なお、教育現場という環境を重視し、広告は一切表示されない仕様となっている。これにより、各校の予算が異なる場合も、自治体で一括してツールを導入することが可能となる。
2.ファイル添付送信機能を標準で搭載
「tetoru」は、ファイル添付送信機能を標準で搭載。印刷・配布業務など教員の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にする。
3.校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載
安全な接続環境を構築することにより、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現。これにより、教員は「tetoru」内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できる(同連携は「C4th」の有料オプションで、自治体単位での申し込みが必要)。
Classiは、学校(School)×テクノロジー(Technology)を組み合わせた「SchoolTech」を推進している。2022年4月からは公立小中学校領域でも事業を展開し、保護者向け連絡サービス「tetoru」を開始した。
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