ICT CONNECT 21、学習者起点の学びの促進に向けて教員の悩みを共有するセミナーを8月31日に開催

　ICT CONNECT 21 GIGAスクール構想推進委員会は、GIGAスクール構想の推進に向け、教育関係者のさまざまな課題解決を支援するため、オンラインセミナー（交流会）「学習者起点の学びの促進に向けて 第1回」を8月31日に開催する。参加費は無料。

　令和の日本型学校教育の姿のひとつとして、個別最適な学びの実現がある。これは「学習者起点の学び」の姿で、新学習指導要領の主体的な学びは「学習者起点の学び」の一側面を持っている。この主体的な学びは、多くの学校で課題発見・解決学習やアクティブ・ラーニングとして事例を聞くようになってきた。

　またGIGAスクール構想は、義務教育段階における端末整備はほぼ完了し「アフターGIGA」のフェーズに入っている。ICTを教育現場でどう利活用していくかを検討・実践する段階と位置づけられている。

　一方で、一斉授業の授業形式や不登校生徒の増加、GIGA端末を導入後の生徒指導件数の増加など、多くの学校や教職員が悩みを抱えている。

　このような状況を踏まえ、本セミナーでは子どもたちのための「学習者起点の学び」の促進に向けて、現場教員の生の声を拾い上げ、課題を共有し、全5回シリーズで、その解決に迫る方策を考えていく。

　第1回は「子どもとの関わり方について、あなたの悩みをお聞かせください」をテーマに、「学習者起点の学び」にとらわれず、さまざまな教員の悩みを共有する会となる。

　開催日時は8月31日の20時30分～21時30分で、Zoomを使用して行われる。対象は、小・中・高校の教員および学校関係者。参加には事前申し込みが必要で、締め切りは8月30日の17時。