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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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新製品・機能発表(AD)

授業用端末と校務PCの使い分けから解放!Chromebook 1台でWindowsも使えるソフトとは

「Parallels Desktop for Chrome OS」使用レポート&製品担当者インタビュー

 GIGAスクール構想によって、これまでほぼWindowsが占めていた教育現場に新しいOSが参入することになった。特に小中学校ではChrome OS(Chromebook)が普及しているが、多くの学校現場ではChromebookと別に、校務用のWindows PCを使い分けているのが現状だ。そうした中、コーレルは「Parallels Desktop for Chrome OS」を発売。こちらはChromebook上でWindowsを動かすことができる仮想化ソフトで、ChromebookとWindows PCの2台使いを余儀なくされていた教員から「1台でOfficeアプリとGoogleアプリをシームレスに使える」と、好評を得ているという。本稿では同製品の概要や仕組みなどを紹介し、実際にChromebook上で操作した際の使用感や利便性もあわせてお伝えする。

Parallels Desktop for Chrome OS
Parallels Desktop for Chrome OS

Chromebook上に快適なWindows環境をつくりだす「Parallels Desktop for Chrome OS」

 2022年6月に開催された教育関係者向けのイベント「NEW EDUCATION EXPO 2022」では、今後の教員・児童生徒用端末の更新を見込んだ最新製品の展示も数多く行われていた。特に目立っていたのが、教員が校務で活用することを想定している、高性能なChromebookだ。予算の関係で、GIGAスクール構想で推奨された児童生徒用端末のスペックは抑え気味だった。しかし近年の学校現場では校務だけでなく、オンライン配信や動画編集など、端末でさまざまな作業を行うことが増えたため、教員用の端末には、より高スペックのマシンが求められている。

 そうした高性能のChromebookと並んで展示されていた「Parallels Desktop for Chrome OS(パラレルス デスクトップ フォー クローム OS)」は、今回が日本初出展となる。NEW EDUCATION EXPO 2022の会場では多くの学校関係者が足を止め、デモを見学したり説明に聞き入ったりしている姿が見られた。

 コーレル株式会社でマーケティングを担当する日下部 徳彦氏は「2020年10月の販売開始以降、コロナ禍でイベント開催が非常に困難であったことから、タイムリーなご紹介ができませんでした。Parallels Desktop for Chrome OSが快適に動作する高性能Chromebookも多く発売されていますので、ぜひ教育現場で活用していただきたいです」と、出展の思いを語った。

コーレル株式会社 ジャパン マーケティング マーケティング部長 日下部 徳彦氏
コーレル株式会社 ジャパン マーケティング マーケティング部長 日下部 徳彦氏
NEW EDUCATION EXPO 2022にて、日本での初展示となったParallels Desktop for Chrome OS NEW EDUCATION EXPO 2022にて、日本での初展示となったParallels Desktop for Chrome OS
NEW EDUCATION EXPO 2022にて、日本での初展示となったParallels Desktop for Chrome OS

 Parallels Desktop for Chrome OSは、Chromebook上にWindowsの仮想環境を構築するChrome OS用アプリだ。Chrome OSとWindowsをChromebookの1画面の中で同時に動かすことが可能で、再起動することなくシームレスに使い分けることができる。

Chrome OSとWindowsを、1台のChromebookで同時に使うことができる
Chrome OSとWindowsを、1台のChromebookで同時に使うことができる

 「Parallels Desktop for Chrome OSをGIGAスクール構想で推奨された児童生徒用Chromebookのスペックで動作させることは難しいのですが、2022年からはASUS社をはじめとした端末メーカーから価格が抑えられた高性能なChromebookやChrome OS端末が発売され、快適に動かせる選択肢が増えました」(日下部氏)

Parallels Desktop for Chrome OSのシステム要件
Parallels Desktop for Chrome OSのシステム要件

 快適な動作にはメモリとストレージが大きく関係している。Microsoft WordやPowerPoint、Excelといった複数のソフトを同時に起動して作業したり、サイズの大きい動画を編集したりする場合は、上の表の右側「推奨構成」を搭載したChromebookが望ましい。

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Chrome OSの管理コンソールで安心安全に管理

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この記事の著者

相川 いずみ(アイカワ イズミ)

 教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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