みんなのコードは、高知県須崎市とのテクノロジー教育に関する連携協定、および同市と日本財団との「子ども第三の居場所」事業実施にかかる連携協定を締結し、3月26日に「てくテックすさき」を開設した。
「てくテックすさき」は、経済的あるいは家庭の事情により困難な状況に置かれた子どもたちも、等しく「想像し、創造する」ことを安心して楽しめる環境をつくることで、子どもたちがテクノロジーの価値創造者として生き抜く力を育める居場所を目指している。同事業にあたっては、日本財団から「子ども第三の居場所」拠点設置のための事業推進資金の助成を受けた。
同施設では、行政、NPO、市民、企業との協力によって、誰1人取り残さない地域コミュニティをつくり、「みんなが、みんなの子どもを育てる社会」を創っていく。小学5年生~高校3年生なら誰でも、すべての機材を無料で使用可能で、開館時間内なら利用時間の制限なく、好きなだけデジタルのものづくりを楽しめる。
施設内には、最新のデジタル機器やソフトを用意しており、ロボットのプログラミングができるブロック教材、3Dプリンタ、グラフィックや映像、楽曲の制作が可能なソフトなどがあり、子どもたちがそれぞれの好きなことにチャレンジできる環境を整えている。
また、子どもたちが安全・安心してテクノロジーに触れられるよう、映像、音楽、プログラミングといった多彩なメンターが常駐し、子どもたちの「やりたい」に寄り添いながら創造活動をサポートする。
開館時間は、3月・4月の木曜と金曜が15時~21時、土曜が13時~19時、5月以降は水曜と土曜が13時~19時、木曜と金曜が15時~21時。
3月25日に開催されたプレオープンイベントでは、楠瀬耕作須崎市長をはじめ、多くの行政・教育関係者や須崎市内の小学生から高校生の6名が参加した。セレモニー開始前には、子ども向けのプログラミングワークショップも実施されている。
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