特別支援の教員と医師が、ICTで学びを支援するアクセシビリティを紹介!
第11回 EdTezhZineオンラインセミナー「特別支援教育でのICT活用──学びを支援するアクセシビリティとは」

テクノロジーの発達により、パソコンやスマートフォン、タブレットとアプリなどの組み合わせによって、障害のある人々をサポートするさまざまなサービスが登場している。これらは障害のある子どもの学びや体験においても非常に有効だ。11回目となるEdTechZineオンラインセミナーでは、特別支援教育の現場に携わっている、埼玉県立特別支援学校さいたま桜高等学園の関口あさか教諭と、医師の三宅琢氏のお2人に、それぞれの立場と経験から「学びを支援するアクセシビリティ」をテーマにお話しいただいた。本稿では、実践事例をもとに学校や家庭でもすぐに取り入れることができるMicrosoftとAppleのテクノロジーを活用したツールや機能を紹介する。
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- 特別支援教育に関わる教員や保護者からの質問に登壇者2人が回答
- 特別支援でも、障害分野ごとに隔たりがある。その教育方針を定めるための、ケース会議の持ち方、必要とされる関連機関の巻き込み方やコツなど、心がけていることを知りたい。
- 視覚支援の学校に勤務しているが、全盲かつ知的障害がある際の、有効なアクセシビリティの改善方法はないか。
- 重度の障害のある生徒が、iPadやPCなどのテクノロジーを使って授業をした際、評価で気をつけていることを知りたい。
- 知的障害特別支援学校で、訪問教育の生徒が使用する視線入力機能・装置などでよいものはあるか。
- 高校の普通科で情報を担当しているが、各クラスで見え方にずれのある生徒がいる。ICT化により電子黒板でスライドを使うことが増え、色のせいで伝わりにくいという問題が起きている。スライドが生徒にどう見えているか、確認できるアプリを知りたい。
- 来年就学予定の子どもが身障者手帳4級の視力障害で、盲学校か、通常学級に在籍しながら盲学校に通級するかを判断しかねている。今後、通常学級での障害がある子に対する支援体制の改善は望めるのか。また、問題提起は有効か。
- 通級指導に通う子どもが、算数がだんだん難しくなり宿題がつらくなっている。算数や数学の学びでよい学習ツールや、子どもがプラス思考になれるような教材があれば知りたい。
- 現在、仕事で一番楽しいと思って取り組んでいることは何か。
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- この記事の著者
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相川 いずみ(アイカワ イズミ)
教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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