ヴィリングは、幼稚園・保育園内でSTEAMを学べる教育プログラム「ようほすてぃ~む」を開発し、6月23日に提供を開始した。
STEAM教育では、プログラミングや探究学習を中心に、小学校から高等学校まで授業カリキュラムとして必修化されているが、幼児教育向けには具体的な方針が定められていない。一方で、STEAM教育で成長させられる非認知能力は、幼児期にもっとも伸びる力として知られていることから、子どもたちが1日の生活の中で長い時間を過ごす幼稚園・保育園においてSTEAMに触れる機会を増やせればとの考えから、「ようほすてぃ~む」の開発に至っている。
「ようほすてぃ~む」では、1人1セットの教材を提供。子ども自身がものづくりに熱中することで、主体性や意欲を育める。組み立て説明書を備えておらず、子どもが試行錯誤しながら自己表現を行うことによって、創造力、自己認識、粘り強さを育てられる。また、発達段階に合った学びを提供し、協調性、コミュニケーション能力を育成できる。
同プログラムは、全国の幼稚園・保育園・認定こども園などの施設での導入を想定しており、講師派遣や教材提供など、さまざまなプランを用意している。
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