「My American Family」を運営するBPSは、全国の3歳~小学生の子どもを持つ母親を対象に実施した、語学習得に関する調査の結果を、1月26日に発表した。
同調査は、全国の3歳~小学生の子どもを持つ母親1132名に対して、1月6日~7日の期間に行われている。
調査対象者に、子どもに対して義務教育レベルの英語を教えることができるかを尋ねたところ、「あまりできないと思う」(36.1%)、「全くできないと思う」(34.3%)を合わせた回答が7割超に達した。
前問に「完璧にできると思う」「ある程度できると思う」と答えた人に、英語を習得した方法を尋ねた質問(複数回答)では、「テキストベースでひたすら勉強した」(33.2%)がもっとも多かった。以下「英会話教室に通った」(20.7%)、「幼い頃から英語に触れていた」(15.2%)、「自然と身に付いた」(14.4%)、「英語圏の友人や知り合いを作って話した」(14.1%)といった回答が続いている。
「スピーキング」「リスニング」「ライティング」「リーディング」の英語4技能のうち、苦手と感じるものを尋ねたところ(複数回答)、「スピーキング」(69.9%)、「リスニング」(63.3%)、「ライティング」(37.3%)、「リーディング」(34.4%)の順となった。
英語の苦手分野を補うために、英語の勉強をしているかを尋ねた質問では、「特にしていない・する予定はない」という回答が52.9%に達している。
苦手分野を補うために英語の勉強をしている(またはする予定)と答えた人に、勉強方法を尋ねたところ、「英会話教室」(42.4%)が最多となり、「自主学習(テキストを使用)」(20.6%)、「自主学習(ラジオやCDなどの音声教材を使用)」(14.8%)、「スカイプなどインターネットを使ったオンライン英会話で学んでいる」(13.1%)といった回答が続いた。
英語を勉強する際の不安としては(複数回答)、「週1〜2回、各1時間程度のレッスンで身に付く気がしない」(35.5%)を挙げる人がもっとも多く、「講師が英語で話している内容を聞き取れないかもしれない」(30.4%)、「テキストで習った内容は話せても、実践では使えないかもしれない」(28.4%)がそれに続いている。
英語のスキルを身につけることで、どのようなことをやってみたいかを尋ねた質問(複数回答)では、「子どもが話せるようになるために自分も勉強したい」(38.8%)、「英語がネイティブの友人を作りたい」(33.1%)、「海外旅行を楽しみたい」(29.3%)という回答が上位を占めた。
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