イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に実施した「2020年子どもの年末年始に関する調査アンケート」の結果を、1月13日に発表した。
同調査は、教科書や学習補助教材のデジタル化が進む中で、子どもの年末年始に対する意識を調査すべく、子どもを持つ20~50代の男女254名に対して、12月2日~24日の期間に行われている。
調査対象者に、保護者間で話題になった子どもの習い事を尋ねたところ(複数回答)、「英語・英会話スクール」「プログラミング教室」が上位となった。
2021年に、子どもにさせたい習い事を尋ねた質問(複数回答)でも、「英語・英会話スクール」と「プログラミング教室」が他を大きく引き離して上位を占めている。
習い事をさせたい理由としては(複数回答)、「将来のためになると思ったから」がもっとも多かった。
将来、子どもになってもらいたい職業を尋ねたところ(複数回答)、「経営者」が最多となり、「その他」がそれに続いている。「その他」の内容としては「自分で見つけてほしい」「自分の夢を叶える職業」といった回答が寄せられた。
新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから約1年を経て、子どもの学習に対する意識が変わったかを尋ねた質問では、75%が変化したと回答している。
新型コロナウイルス感染症の流行に際して開始した、子どもの学習対策としては(複数回答)、「オンライン学習」がもっとも多かった。
子どもがオンライン学習を始めた時期は、「2020年」「今後始める予定」という回答が多くなっている。
2021年に強化したい子どもの学習対策を尋ねた質問(複数回答)では、「オンライン学習」という回答が他に大きな差を付けて1位となり、「通信教育」がそれに続いた。
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