中央大学は、Society5.0の時代に活躍できる知性と行動力を備えた人材育成を目指し、2027年4月に経済学部を2学科への再編を予定していると、7月11日に発表した。
同再編では、現在の4学科(経済学科、経済情報システム学科、国際経済学科、公共・環境経済学科)から、経済学科と社会経済学科の新2学科(いずれも仮称)に再編する。なお、現在設置構想中であり、内容は変更となる場合がある。
経済学科は、ミクロ経済学・マクロ経済学をベースに理論を深く学び、企業・産業・国際・環境といった範囲の広い問題に対し、理論とデータを駆使してその本質を見抜き、政策提言ができるようになる「分析力」を養う学科。
社会経済学科は、ミクロ・マクロ経済学(入門)だけでなく、マルクス経済学、歴史、制度、また経営や会計、統計まで幅広く学び、貧困・マイノリティ・ジェンダー・地域格差など、多様な立場が絡む諸問題に対して最適解に挑む「実践力」を養う学科となる。
定員人数は次のとおり。なお、再編前後で定員数(合計)は同じ。
入学定員 | 収容定員 | |
---|---|---|
経済学科 | 542名 | 2168名 |
社会経済学科 | 520名 | 2080名 |
合計 | 1062名 | 4248名 |
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