企業向けのデザイン支援やデザインプラットフォームの提供を行うグッドパッチは12月1日、教育機関を対象にクラウドワークスペース「Strap(ストラップ)」のアカデミックプランの提供開始を発表した。
Strapは、チームでプロジェクトを進める人々を手助けするクラウド上のワークスペースで、テレビ電話での会話や、図やテキストのリアルタイム共同編集、スケジュール管理といった作業空間をオンラインで実現する。今年の4月にベータ版が公開され、9月1日に正式版がリリースされた。
6月には、東京大学大学院の講義でStrap事業責任者の北村篤志氏が講師を務め、実際にStrapを用いながら、ユーザー体験のデザインの重要性や試作の有用性、オンラインでの合意形成のやり方などを、学生と双方向のやりとりを通してオンラインで指導したという。
アカデミックプランの対象は教育機関関係者で、教員のみが応募できる。また、個人では利用できない。料金は初年度無料(20名まで利用可能なSmallプランに限る)で、2年目以降は50%オフで利用することができる。申し込みは専用の問い合わせフォーム経由で受け付けている。
12月7日の18時30分~20時には、今回のキャンペーンを記念して教育機関関係者向けのウェビナーも開催される。教育シーンでのStrap活用事例や、デザイナーの就活のトレンドなどが紹介される予定。
グッドパッチは、今回のアカデミックプランの提供により、オンライン授業の長期化による学生と教員が抱える課題を解決し、本来あるべき学びの場づくりを支援したいとしている。
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