新渡戸文化小中学校・高等学校では、2020年度からオンライン授業の環境を整え、4月の当初から授業を行ってきました。前年度までは授業時に貸与するiPadが数十台ある程度の状況であったため、家庭での学習体制を整えるのは、かなり急ピッチとなる導入でした。しかし、全体での理念共有を優先的に行ったり、段階的に教員や生徒に研修を行ったりしたことで、オンラインの特性を生かしたさまざまな授業を展開することができました。本連載では小学校から高校まで、本校での実践をお伝えします。第1回では、その導入にかかわる流れや、全体のコンセプトについて紹介します。なお、実際の事例紹介については、続報をご参考ください。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
奥津 憲人(新渡戸文化小中学校・高等学校)(オクツ ケント)
東京都八王子市出身。私立の中高を卒業し、大学は麻布大学 獣医学部 動物応用科学科を卒業。学部生時代は野生動物学研究室でごみ処分場の自然回復について研究をしていた。前任校では理科主任、ICT委員会委員長およびSDGs委員会委員長を務めていた。現任校ではラーニングテクノロジーデザイナーとして教育ICT...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事をシェア