アドテクニカは、幼稚園~大学生の子どもを持つ保護者と大学生を対象に実施した「学校との事務連絡の手段」の調査結果を受けて、同社が運営する安否確認サービス「安否コール」の教育機関への無償提供を、6月17日に開始した。
「学校との事務連絡の手段」調査では、8割以上の保護者が学校のIT化が遅れており、約7割の保護者が学校からの連絡がリアルタイムに届かないと感じていることが明らかになっている。
学校からの連絡にはメールがもっとも多く使われており、保護者から学校に対して連絡を送れないことが大きな不満点となっていた。
また、学校からの事務連絡手段にほしい機能として、「双方向での連絡が可能」であることを求める意見が、もっとも多く挙がっている。
大学生に対して行った調査でも、大学からの新型コロナウイルス感染症に関する事務連絡が「遅い」または「やや遅い」という回答が半数近くに達した。
さらに、大学との連絡に使用するITツールに望む機能として、「チャットのように即時のやり取りが可能」と双方向性を求める意見が最多となっている。
同社が提供する「安否コール」は、IDやパスワードが不要で、簡単に操作できるコミュニケーションツール。2021年3月末まですべての機能が無料で提供される。
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