通信・定時制高校の高校生のサポートを行うD×P(ディーピー)は、10代(中高生中心)を対象に実施した、新型コロナウイルス感染症の影響についてのアンケート調査の結果を、5月1日に発表した。
同調査は、同法人が実施するLINE公式アカウントを利用した進路・就職相談窓口を友だち登録している10代の男女を対象に、4月17日~24日の期間に行われ、97名から有効回答を得ている。
調査対象者に、どのような気持ちの変化を感じているかを尋ねたところ(複数回答)、「何もやる気が出ないようになった」という回答がもっとも多かった。
生活にどのような変化を感じているかを尋ねた質問では(複数回答)、「ゲームやスマホを使う時間が増えた」が最多となっている。
いま不安に感じていることとしては(複数回答)、「勉強が遅れる・学力が下がる不安」「身近な人の感染」「運動不足などで不健康になる」が上位を占めた。
調査対象者のうち、アルバイトをしている人(30名)の51.6%(19名)が新型コロナウイルス感染症の影響で就業時間が減り、収入が減ると答えている。そのうち25.0%は食べるものに困っていると回答した。
52.5%(42名)が在宅ワークに興味を持っており、うち40.5%(17名)が無線LAN環境は整っているもののパソコンを持っておらず、9.5%(4名)がパソコンも無線LAN環境もないと回答している。
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